エリック・テン・ハグ前監督を解任したマンチェスター・ユナイテッドはスポルティングCP(ポルトガル1部)からルベン・アモリム監督を引き抜き。しかし、プレミアリーグでは2連敗で13位と不調から抜け出せていない。
ユナイテッドは昨季シーズンを棒に振ったオランダ代表DFタイレル・マラシアが復帰した一方で、イングランド代表DFルーク・ショーが再離脱。そのため、左サイドバックの補強に動く可能性が取り沙汰されている。
イタリア『カルチョ・メルカート』によれば、ユナイテッドはミラン(イタリア1部)でプレーするフランス代表DFテオ・エルナンデス(27)の獲得に興味を持っているという。同選手は今季のパフォーマンスが安定しておらず、クラブ内でも将来について疑問が生じている状況のようだ。
2019年夏にミランに加入し、今季もここまでセリエA12試合で2ゴール2アシストを記録しているテオはミランとの現行契約は2026年夏まで。年俸450万ユーロ(約7億1000万円)+ボーナスという条件を見直すための交渉は進んでおらず、ミランは売却に応じる可能性もあるようだ。
ただ、フランス代表DFには古巣であるレアル・マドリードも興味を持っており、来夏に契約満了を迎えるバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)のカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスの獲得失敗に終わったときの代替案として考えているとのこと。同選手に関して昨夏は移籍金8000万ユーロ(約127億7000万円)を求めていたなかで、今季は不調であるものの、5000万ユーロ(約79億8000万円)以下で売却するつもりはないようだ。