2点目は、こうした立法事実が生じた以上、具体的な選挙妨害行為を書き込んだ方が、疑義なく今後も捜査機関が動きやすくなるからです。

解釈・運用に任せることは、むしろ規制強化につながる場合がありますし、時の権力者や行政機関の恣意的な解釈によって歪む可能性があります。

実際、今回も「小池百合子知事が警視庁に圧力をかけたのではないか」という疑義が出されており、そうした懸念点は丁寧にヘッジをしておくべきです。

会期末まであと1ヶ月弱で、東京都知事選挙は確実にきます。

つばさの党の立件がそれまでに間に合うかすらまだ不透明な状態ですから、今国会中に法改正が実現するよう、引き続き各党各会派に呼びかけを続けていきます。

編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年5月15日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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