晴海フラッグはメトロの駅から遠く、「陸の孤島」と揶揄される不動産開発物件です。そのアクセスの悪さを補うことが期待されるのがBRT(Bus Rapid Transit)です。晴海フラッグと新橋駅を結ぶ路線が2月1日に運行開始されました。
このBRTについて産経新聞がこんな否定的な記事を書いています。
確かに、現時点では運行本数が少なく、停留所の整備も遅れています。また、BRTといっても実態はただのバスで、専用レーンを走る訳でもなく、「なんちゃってBRT」レベルです。
しかし、この記事の書き手は勝どきで取材していますが、「晴海フラッグ⇔新橋」ルートに関しては、現場取材していません。
私は開業してからほぼ毎日利用していますが、勝どきを走っているBRTとは、別モノだと思いました。
選手村ルートと呼ばれる路線は、晴海フラッグ内にあるはるみらいという停留所を出ると、勝どきBRTには止まらず、ノンストップで新橋駅に向かいます。途中に信号は無く、6分程度で到着しています。BRTの目標としている平均時速20キロをクリアしているそうです。
新橋からは銀座線、JR、都営浅草線などが使えますから、BRTに乗ってから銀座まで15分、六本木までまで30分程度で到着します。バスに比べて15分ほど時間短縮できる感じです。