横浜F・マリノス FWエウベル 写真:Getty Images

 12月8日、明治安田J1リーグ第38節が行われ、横浜F・マリノスはホーム(日産スタジアム)で名古屋グランパスと対戦し0-2で敗れた。この結果、15勝7分け16敗の9位(勝ち点52)で2024シーズンを終えた。そんな中、同クラブ所属のブラジル人FWエウベルが、SNSで来2025シーズンの残留を匂わせる投稿を行い話題になっている。

 エウベルは9日、自身のインスタグラムに「いつも応援してくれている仲間とのシーズン最終戦。今年は思うような成績が残せず、残念ながらいろいろなことが起こったが、今はトップに返り咲くために来シーズンに集中する時だ。マリノスのサポーターの皆さん、そして一緒に戦ってくれて、毎試合応援してくれている家族に感謝します」と投稿。今シーズンを振り返った上で来シーズンについて語っている。

 エウベルは2021年1月にブラジルのバイーアから横浜FMに完全移籍。2022年にはJ1リーグ戦29試合に出場して8ゴールを記録。同クラブの優勝に貢献し、Jリーグベストイレブンにも選出されている。今季はリーグ戦27試合で2ゴールの成績を残した。左ウイングを主戦場とし、スピードを生かしたドリブルやシュートが持ち味だ。「エウベルを止めたら本物」と他クラブの選手から称されるほど、1対1の強さには絶対的なものを持っている。

 ファン・サポーターからは退団するのではないかと噂されていたエウベル。残留をほのめかす投稿を行ったが、果たして今後の去就はどうなるのだろうか。注目が集まる。