明治安田J1リーグ最終節の鹿島アントラーズ対町田ゼルビアが、12月8日に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催。鹿島がFW鈴木優磨のゴール等で勝利したが、現地観戦していたとみられるファン・サポーターのSNSに投稿した動画が話題に。試合終了間際の乱闘騒ぎを巡り、様々な意見が寄せられている。
この一戦では、鹿島が3-1とリードで迎えた88分、町田の自陣左サイドでFW徳田誉(鹿島)がボールを奪い返して前を向いたところに、背後からFWミッチェル・デューク(町田)がプレッシング。アフター気味の接触により徳田が倒れると、両チームの選手が入り乱れ、DF関川郁万ら鹿島の一部選手がデュークに詰め寄っている。
動画はメインスタンドから乱闘騒ぎの様子を撮影したもの。ゴール裏からブーイングが鳴り響く中、メインスタンドからは「何やっているの?」といった子供の叫び声も挙がっている。
この動画投稿には、「これが町田・黒田剛監督のサッカーか?」「鹿島からやっている」などと、両チームに対する否定的な意見が。「全然荒れるようなプレーではなかったけど」という指摘や、「子供が叫んでいるけど、何やっているの?」「子供にとって良くないことだね」と乱闘そのものを嫌う声が挙がる一方で、「鈴木優磨は乱闘に参加しないのね」というコメントも寄せられている。
こうした投稿には、町田や黒田剛監督に対する誹謗中傷メッセージも。同クラブは10月、日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)の代理人弁護士を務める加藤博太郎氏を顧問として招へいし、クラブや所属選手・スタッフを標的とした誹謗中傷に対して刑事告訴を講じると声明を発表しているだけに、過激な文言を伴う投稿は刑事告訴の対象となる可能性がある。