今季のプレミアリーグで首位に立つリバプール(イングランド1部)の絶対的エースとして活躍するエジプト代表FWモハメド・サラー(32)だが、現行契約は今季限りで満了となる。いまだに契約延長の公式発表もなく来夏での退団を示唆している。
2017年夏にローマ(イタリア1部)からリバプールに加わったサラーは抜群のスピードや卓越したシュートセンスを武器にエースの地位を確立。クラブのプレミアリーグ制覇やUEAチャンピオンズリーグ優勝などクラブのタイトル獲得に大きく貢献してきた。
今季もここまで公式戦21試合で15ゴール12アシストの数字を残しているサラーは1月1日からフリー移籍に向けた海外クラブとの交渉が可能に。昨夏から関心が取り沙汰されているサウジアラビアのクラブやバルセロナ(スペイン1部)などが注目しているとされている。
イギリス『Caughtoffside』によれば、リバプールはサラーの長期的な後継者としてユベントス(イタリア1部)でプレーするトルコ代表FWケナン・ユルディズ(19)の獲得に興味を持っている模様。ユベントスでのプレーに満足しているユルディズを引き抜くには移籍金8000万ユーロ(約126億6000万円)が必要になるようだ。
ただ、同選手にはアーセナル(イングランド1部)やマンチェスター・ユナイテッド(同1部)、アストン・ビラ(同1部)、ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)も目を光らせているとのこと。すでに複数クラブがトルコ代表FWの視察に訪れているようだが、リバプールは争奪戦を制することはできるのだろうか。