FC東京は12月8日に味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ最終節で、セレッソ大阪に3-0で勝利。今季限りで現役を引退するFWディエゴ・オリヴェイラのラストマッチを白星で飾ったが、ホームゴール裏に掲出された横断幕の内容を巡り議論が白熱。エンブレム変更に対する異論が物議を醸している。
今季ホームゲーム最終戦ということもあり、試合後にはセレモニーが実施。ディエゴ・オリヴェイラもサポーターにむけて挨拶したが、ゴール裏には「押し付け与えられた熱狂の先に何がある」「強く愛されるチームエンブレムに戻しません?」と書かれた横断幕が掲げられた。
この横断幕の内容を巡っては、ネット上で「勝って気持ちよく終わろうとしているのに、なぜこういうことするのかな…」「今日掲出するくらい新しい象徴が気に入らないのなら、スタジアムに来なければいいのに」「までエンブレムのこと言っているのか」「ディエゴの引退試合を汚すんじゃない」など、一部サポーターへの批判が噴出。
旧エンブレム復活の可能性について「戻す必要性を全く感じてません」「今の方が気に入っている」という声が挙がっているほか、「サポーターの総意でも何でもない」と横断幕の掲出行為に対する異論も相次いでいる。
一方、FC東京の経営権を持つ『株式会社MIXI(ミクシィ)』の木村弘毅代表取締役社長は、Xでディエゴ・オリヴェイラの後ろ姿をアップ。「ディエゴ選手お疲れさまでした!! 何度もワクワクさせてもらいましたmm」と労いの言葉を送った一方、ゴール裏に掲出された横断幕の内容には触れていない。