アントニオ・シウバ 写真:Getty Images

 7日にセリエAセリエA第14節でボローニャ(イタリア1部)との対戦が控えているユベントス(同1部)だが、現在は公式戦3試合未勝利。チアゴ・モッタ監督が今季から率いる同クラブはセリエAで唯一の腐敗をキープしているが、順位は6位となっており、首位のアタランタとは8ポイント差となっている。

 そんなユベントスだが、守備の要であったブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルが長期離脱を強いられると、左サイドバックの主力としてプレーしていたコロンビア代表DFフアン・カバルも負傷。1月の移籍市場では守備の強化に動く可能性が盛んに取り沙汰されている。

 イタリア『トゥット・スポルト』によれば、少なくとも新たなDFを1人補強したいと考えているユベントスはベンフィカでプレーするポルトガル代表DFアントニオ・シウバ(21)の獲得に興味を示している模様。買い取りOPが付随したレンタル移籍でベンフィカと交渉を行っているようだ。

 ビルドアップ能力の高さや対人プレーの強さを武器に今季もここまで公式戦11試合に出場しているシウバだが、10月下旬からベンチを温める日々が続いており、出場機会が減少。同選手の代理人はジョルジュ・メンデス氏であり、ユベントスは今夏に同氏の協力を得てポルト(ポルトガル1部)からポルトガル代表DFフランシスコ・コンセイソンを同じ方式で獲得している。

 また、ユベントスは昨季は賭博違反で長期出場停止処分が下されていたイタリア代表MFニコロ・ファジョーリのプレーに満足していないことから売却を検討しているとのこと。ユベントスは売却希望額の3000万ユーロ(約47億6000万円)で放出できれば、フェイエノールト(オランダ1部)でプレーするダビド・ハンツコの獲得にも動くようだ。