中国スーパーリーグの上海海港に所属する元ブラジル代表MFオスカルがクラブを退団すると見られ、移籍先に注目が集まっている。日本や母国を含む複数クラブが同選手の獲得を狙っているようだ。
12月4日にブラジルメディア『BOLA VIP』は、浦和レッズや中東、そしてブラジルからも関心が寄せられていると報道。また、5日に複数のメディアがオスカルの古巣であるサンパウロと交渉しているとも報じている。また一部では、アメリカMLS(メジャーリーグサッカー)からも興味を持たれているとされており、多くのクラブから注目されているようだ。
2017年にチェルシーから上海海港に加入し、8年間中国でプレーしたオスカル。ブラジル『Terra』によると、サンパウロと交渉を開始しているようだが、移籍先を決めることを急いではいないようだ。各メディアの報道をまとめると、既にいくつかのオファーが届いており、複数クラブが争奪戦を繰り広げていると考えられる。
オスカルは2008年にサンパウロのユースからトップチームに昇格。2010年にインテル・ナシオナルに移籍後、2012年7月にプレミアリーグのチェルシーへ完全移籍で加入し、自身初の海外挑戦を果たす。同クラブでは1年目からレギュラーとして34試合に出場し、4ゴールを記録。その後も2015/16シーズンまでは30試合前後に出場。2016年12月に上海海港へ完全移籍が決定した。
多くのクラブが獲得に名乗りを上げる33歳の元ブラジル代表オスカルは、新天地にどこのクラブを選ぶのだろうか。