6日放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』で、結(橋本環奈)の父・聖人(北村有起哉)の発言に注目する声が上がった。
■結の言葉に美佐江の心が動く
震災の悲しみから抜け出せずにいる孝雄(緒形直人)と、悲しみを抱えつつも前を向いて生きる美佐江(キムラ緑子)。防災訓練で行われる炊き出しの人員不足に聖人が「ナベさん(孝雄)に頼みませんか」と提案するも、美佐江は「あの人はアテにならん」「いつまでもうつむいとんの、あの人だけやん」と突っぱねる。
すると結は“人が立ち直る時間”について「野菜(が育つ時間)がそれぞれなように、人それぞれなんやないかなって…」と説き、美佐江は無言ながらもひっそりと涙を拭う。
そして防災訓練当日、孝雄が会場に現れると美佐江は「うちが声かけたん。お礼言うたんよ。今更やけど、あんとき菜摘のことありがとね、って」と話した。