家賃の上昇が顕著になっています。東京都区部の11月の消費者物価指数(CPI)で「民営家賃」は前年同月比0.9%上昇し、30年ぶりの高い伸びを記録しました。需要の高いエリアでは賃料を高めに設定する動きがあり、東京23区の分譲マンション賃料は5年前比で約15%上昇しています。
東京23区の家賃、30年ぶりの上昇幅 日銀利上げなど影響C3K7BEt2f
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) December 5, 2024
維持費や修繕費も増加しており、CPIでは「設備修繕・維持」が前年同月比2.3%上昇。物価上昇の影響が家賃に徐々に反映され、全国CPIでも2024年10月に0.3%上昇が確認されています。
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家賃はなかなか上がりづらいと言われてきましたが、とうとう上昇し始めました。
「東京都心のマンション価格は家賃水準から正当化できないほど高いので、中期的にはマンション価格が暴落するか家賃が高騰する」と言われ続けていましたが、後者になりそうですかね…
東京23区の家賃、30年ぶりの上昇幅:日本経済新聞 ZDmW6J
— 中田:‖ (@paddy_joy) December 5, 2024
マンションオーナーからすると喜んでばかりでもいられないようです。
これは物価高以上に相当深刻。一方でオーナー側の経費は上がっているのでボッている訳でもない。物件価格も上がっているので利回りはむしろ下がっている。 早く金利上げてください。
マンション家賃、東京23区など5地区で最高値 分譲高騰で余波 – 日本経済新聞 Vfdpgi3vU
— S.Shimoyama (@shimo1974) November 29, 2024
家賃の値上げは、金利だけでなくいろいろな要因があるようです。