川湯温泉は北海道の道東地区にあり、硫黄山や屈斜路湖などの自然に囲まれた温泉地です。観光を楽しみながら日帰り入浴ができるため、心身ともに癒されたい方にピッタリ。屋内や屋外の露天風呂からプライベートの家族風呂や足湯まで、川湯温泉のおすすめ日帰り施設を紹介します。

目次
1.川湯温泉は源泉掛け流しで人気
2.川湯温泉は全て源泉掛け流し
3.川湯温泉日帰り施設①お宿欣喜湯
4.川湯温泉日帰り施設②KKRかわゆ
5.川湯温泉日帰り施設③ホテルパークウェイ
6.川湯温泉日帰り施設④湯の閣 池田屋
7.川湯温泉日帰り施設⑤川湯温泉足湯
8.川湯温泉日帰り施設⑥JR川湯温泉の足湯
9.源泉100%掛け流しの川湯温泉を楽しもう

川湯温泉は源泉掛け流しで人気

川湯温泉がある弟子屈町はどんな町?

暮らし~の
出典:http://www.photo-ac.com/main/detail/3009099(写真=暮らし~のより引用)

川湯温泉の存在する北海道の観光地弟子屈町。北海道には多い読み方の難しい土地名ですが、この漢字で「てしかがちょう」と読みます。弟子屈町は年間を通して温泉に入りやすい気候が特徴。1年を通しての平均気温が約5℃、冬期の平均気温は全てマイナスと気温が低いからです。

また弟子屈町は周辺を広大な自然で囲まれているのも魅力です。摩周湖や屈斜路湖、硫黄山と自然の観光スポットに恵まれているので、国内旅行を楽しみたい方にはおすすめ。川湯温泉に行く際は是非周辺の観光地も巡ってみてください。

川湯温泉の最寄り空港は3つ

暮らし~の
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1783511(写真=暮らし~のより引用)

川湯温泉にアクセス可能な最寄り空港は、3つあります。釧路空港、女満別空港、中標津空港です。JR川湯温泉駅までかかる時間が1番短いのは女満別空港で、車で約1時間。次がたんちょう釧路空港で、約1時間30分となっています。

しかしJR川湯温泉駅から目的の温泉街までは距離があり、徒歩では40分以上かかります。駅からさらにバスを乗り継ぐ必要があるため、時間短縮してスムーズに行きたい場合はレンタカーを借りるのがおすすめです。

川湯温泉は全て源泉掛け流し

川湯温泉の魅力と泉質

川湯温泉は、北海道の道東地域では有名な温泉地です。温泉川を利用して源泉近くに温泉街が作られているため、湯煙や独特な硫黄の匂いが漂うのが特徴。またホテルや旅館とは別に駅構内に足湯施設があるのも、温泉街としての魅力のひとつとなっています。

ちょっと温まりたいという時に、フラッと足湯に寄って癒されるのは温泉街の特権です。北海道や道東地域に住んでいる方だけでなく、全国の温泉好きや銭湯好きなら1度は訪れてみたいという人気の土地です。

川湯温泉のお湯は目に染みる?

泉質は硫黄泉で強い酸性のため、釘を浸けておくと溶けるという有名なエピソードがあります。入浴の際は、金属製の時計や指輪などを外し忘れないように気を付けましょう。

目に入るととても染みたり、肌もピリピリと痛い感覚があったりしますが、美肌効果があるため特に女性にはおすすめです。また施設によっては酸っぱさを体験するため、試飲用の温泉水が用意されているところもあります。必ず飲んで良いものか確認してから試飲しましょう。

源泉掛け流し温泉の魅力

川湯温泉は源泉100%掛け流しを掲げています。源泉掛け流しとは、源泉を常に注入し続け水やお湯を加えず、ろ過や再利用をしない状態のこと。そして注がれていく分、湯船から溢れだしていく状態のことを言います。

源泉掛け流しの良い点は、源泉のまま濃度や匂いが薄まることなく感じられることです。

源泉掛け流しである川湯温泉で、料金の安い施設や家族風呂を楽しめる施設なども一緒に紹介します。(当記事は2021年1月25日時点の情報を元に作成されています。)

川湯温泉日帰り施設①お宿欣喜湯

ファンが多い人気の老舗温泉

川湯温泉の中では70年続く老舗の温泉です。2019年4月に、木のやわらぎをテーマに建物も温泉もリニューアルされました。濃く温泉らしいと評判で、ファンが多い人気の施設です。

2階建ての造りになっており、1階は半露天風呂。夜はすりガラスと天井の間から星が見られるため、自然を感じながら温泉を堪能できます。2階には内風呂があり、木のぬくもりが感じられるのが特徴。洗い場は隣が見えないように仕切りがあるため、周りを気にせずゆっくり体を洗うことができます。

お宿欣喜湯の日帰り入浴利用料金

日帰りの場合、入浴料金は大人700円、小学生500円、幼児300円。入浴時間はPM1:00からなので、周辺で食事や観光をした後にフラッと温泉を楽しめるのが特徴です。

この温泉に訪れる方の中には1度日帰りという形で入浴し、ファンになったので2度目は宿泊したという方もいます。リニューアルされたお宿欣喜湯の温泉を、まずは日帰りで楽しんでみてはいかがでしょうか。半露天風呂から星を眺めるため、あえて夜の時間帯に行くのもおすすめです。

お宿欣喜湯の宿泊時おすすめポイント

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出典:https://pixabay.com/photos/birthday-cake-cake-birthday-380178/(写真=暮らし~のより引用)

夜の食事は、道産和牛やメンメなど地元の食材を活かした和食会席膳が味わえます。季節によってメニューが変わるので、宿泊の時期を変えて何度か利用してみるのも楽しいのではないでしょうか。

また誕生日や記念日などのお祝い事には、川湯温泉のケーキ屋さんからケーキの取り寄せが可能です。ろうそくやメッセージプレートも用意できるので、大切な方のお祝いにご利用になってはいかがでしょうか。予約は3日前までとなっています。

お宿欣喜湯の施設情報

お宿欣喜湯
 

住所 〒088-3465
北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1-5-10
電話番号 015-483-2211
アクセス 車の場合:美幌高野ICより約1時間9分、女満別空港ICより約1時間10分、足寄ICより約2時間電車・バスの場合:JR川湯温泉駅から阿寒バスで約8分 営業時間 チェックイン~1:00、AM5:00~9:30
日帰りAM1:00~PM9:00
定休日 年中無休 公式サイトURL https://www.kinkiyu.com/

川湯温泉日帰り施設②KKRかわゆ

利用しやすい安いお値段が魅力

KKRかわゆは他の施設よりも安い値段で利用できるのが魅力。露天風呂と内風呂が男女ともひとつずつというこぢんまりした温泉ですが、ゆったりとした時間を満喫できます。掃除が隅々まで行き届いているなど衛生面でも高評価で、安心して利用できます。

またバリアフリー設計なので、体の不自由な方や年配の方でも安心して利用できます。施設内にはミニ図書館やコインランドリーなどの設備も整っているため、洗濯の時間を利用し本を読んで過ごすことも可能です。

KKRかわゆの日帰り入浴料金

日帰りの入浴料金は、大人500円、小学生250円、幼児100円。バスタオルとフェイスタオルのセットレンタルは200円となっています。川湯温泉の中でワンコインで日帰り入浴ができる施設は限られているため、大変お得です。

近くにランチができるお店があることから、食事の後や観光のついでに日帰りで立ち寄る方が多いのも特徴。安い料金で源泉掛け流し温泉が楽しめるのが魅力です。

KKRかわゆの宿泊時おすすめポイント

KKRかわゆは宿泊した際の料金が安いのもおすすめポイントです。食事なしの素泊まりプランの場合、3,980円から宿泊が可能。夕食朝食付きの四季御膳プランや得々プランの場合も、食事のメニューにより7,980円から11,480円とお手頃価格になっています。

また和の味覚会席プランでは13,980円で知床和牛と握り寿司がセットの会席料理が味わえるため、こちらもお得なプランになっています。

KKRかわゆの施設情報

KKRかわゆ
 

住所 〒088-3465
北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1-2-1
電話番号 015-483-2643
アクセス 車の場合:美幌高野ICより約1時間14分、女満別空港ICより1時間12分電車の場合:JR川湯温泉駅からバスで役場前バス停まで約10分 営業時間 PM1:00~PM8:00
定休日 年中無休 公式サイトURL https://www.kkr.or.jp/hotel/list/kawayu/

川湯温泉日帰り施設③ホテルパークウェイ

混浴露天風呂と割引プランで人気

ホテルパークウェイは混浴の大露天風呂があることで有名です。枯山水という名の混浴露天風呂は中央の大きな岩が境界線になっています。脱衣所も男女別に分かれており、混浴に抵抗がある方も楽しみやすいのが特徴。貸し切りではありませんが、家族風呂のように近い距離で楽しめるのも魅力です。

浴場の内風呂はシンプルなタイプの温泉です。男女それぞれの内風呂から外へ出ると、混浴ではないタイプの露天風呂があります。林の中で温泉に浸かっているかのような開放感が魅力です。

ホテルパークウェイの日帰り入浴料金

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出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/280029(写真=暮らし~のより引用)

ホテルパークウェイも日帰りの利用料金が安いことで人気です。入浴料金は大人(中学生以上)500円、子供(小学生)300円、幼児無料。フェイスタオルの販売は200円、レンタルはバスタオル300円、フェイスタオル100円となっています。

営業時間はAM11:00からと他の温泉よりも少し早めです。川湯温泉でさまざまな温泉を巡りたい方は、ホテルパークウェイからスタートすると効率良く楽しめるのではないでしょうか。

ホテルパークウェイ宿泊時おすすめポイント

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(写真=pixabay Photo byMaklay62暮らし~のより引用)

ホテルパークウェイは夕食のメニューがとても豪華です。摩周鯛活造り膳やラム肉のしゃぶしゃぶ、毛ガニなど北海道ならではの贅沢な食事が堪能できます。

ホテルパークウェイも宿泊料金が安く、期間限定で割引プランがあるのも人気の理由。摩周鯛活造り膳プランが5%割引で9,350円で宿泊できることもあり大変お得です。プランは期間が限定されており、季節によって変わることもあるので公式ホームページを必ずチェックしましょう。

ホテルパークウェイの施設情報

ホテルパークウェイ
 

住所 〒088-3462
川上郡弟子屈町川湯駅前3丁目2-10
電話番号 015-483-2616
アクセス 車の場合:美幌高野ICより約1時間10分、女満別空港ICより約1時間8分、足寄ICより約1時間58分電車の場合:JR川湯温泉駅から徒歩3分 営業時間 日帰りAM11:30~PM8:00
定休日 年中無休 公式サイトURL http://www.h-parkway.com/map.htm

川湯温泉日帰り施設④湯の閣 池田屋

貸し切り露天風呂を家族風呂として楽しめる

湯の閣池田屋は川湯温泉唯一の貸し切り露天風呂がある施設です。「亀の湯」と「鶴の湯」の2種類あり、1,000円で45分間利用できます。宿泊者は滞在中に1回無料で利用可能です。完全プライベートで家族風呂としても楽しめます。

大浴場では半露天風呂と屋外露天風呂も利用可能です。冬期は屋外露天風呂は営業停止になるので注意しましょう。また前日までの予約が必要ですが、JR川湯温泉駅まで送迎も可能です。JRを利用する予定の方は、検討してみてはいかがでしょうか。

湯の閣池田屋の日帰り入浴料金

日帰りの入浴料金は大浴場が大人1,000円、小学生500円、幼児は無料です。また大浴場とは別に完全貸し切りの露天風呂「亀の湯」「鶴の湯」は、45分の時間制限つきで1,000円となっています。

日帰り入浴時間はAM8:00からPM7:00と朝から夜まで営業しているため、観光の合間や日帰り旅行の帰りなどにも立ち寄れるのが魅力です。貴重な貸し切り温泉がこのお値段で利用できるなら、安いのではないでしょうか。

湯の閣池田屋の宿泊時おすすめポイント

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(写真=暮らし~のより引用)

夜のお食事は海の幸や山の幸、道産和牛がメインとなっています。竹コース、松コース、旬コースと3種類あり、予約のプランによって決まります。料理の量が多いのでメニューを見ながらプランを選ぶのが良いでしょう。

川湯温泉の温泉施設の中ではお値段が少し高いですが、時期によっては早割30%オフなどの割引プランが設定されていることもあります。公式ホームページをこまめにチェックし、予定が決まったら早めの予約がおすすめです。

湯の閣池田屋の施設情報

湯の閣 池田屋
 

住所 〒088-3465
北海道川上郡弟子屈町川湯温泉2-6-25
電話番号 06-6809-6016
アクセス 車の場合:足寄ICより約2時間5分、美幌高野ICより約1時間10分、女満別空港ICより約1時間9分電車の場合:JR川湯温泉駅より徒歩約48分、タクシーで約7分 営業時間 AM8:00~PM7:00(冬期AM8:00~PM6:00)
定休日 年中無休 公式サイトURL https://www.yunokaku.jp/

川湯温泉日帰り施設⑤川湯温泉足湯

地元でも人気の屋外足湯

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(写真=flickr Photo by alberth2、暮らし~のより引用)

川湯温泉の湯の川を利用した足湯施設です。無料で気軽に温まれるので、観光客はもちろん地元の方にも人気のスポットとなっています。足湯にしてはかなりの広さがあり、屋根とベンチもあるので天気の悪い日でも安心して利用できますね。

家族風呂を楽しみたいけどなかなか全員では難しいという方も、ここでなら足だけ浸かってゆっくりできるのではないでしょうか。日によって違う温度を感じられるのも、足湯の楽しみ方のひとつです。

川湯温泉足湯の日帰り入浴料金

川湯温泉足湯の料金は無料で、24時間入浴可能となっています。施設以外のアメニティなどは用意されていないので、足を拭く際のタオルの持参を忘れないようにしましょう。石けんやボディソープで足を洗うような利用の仕方は禁止となっています。

通りかかった時にちょっと休んでみたり、温泉ツアーのメニューに入れてみたりといろんな楽しみ方ができるのが無料の足湯施設の魅力です。足が温まるだけで体もポカポカするのがわかりますよ。

川湯温泉足湯の施設情報

川湯温泉の足湯
 

住所 〒088-3465
弟子屈町川湯温泉園地
電話番号 015-483-2670(川湯観光案内所)
アクセス 車の場合:足寄ICより約2時間5分、美幌高野ICより1時間10分、女満別空港ICより1時間10分電車の場合:JR川湯温泉駅より徒歩約42分、タクシーで約8分 営業時間 24時間営業
定休日 年中無休 公式サイトURL https://www.masyuko.or.jp/introduce/kawayu_ashi/

川湯温泉日帰り施設⑥JR川湯温泉の足湯

川湯温泉駅構内にある屋内足湯

JR川湯温泉駅の足湯は使用されていなかった駅の木材の一部を使い作られました。駅に到着した時や次の電車まで時間がある時などにサッと浸かれるため人気です。

またJR川湯温泉駅は、都会であるような電車到着のアナウンスがありません。足湯に浸かってリラックスしすぎていると電車の到着に慌てたり、乗り遅れる可能性もあります。癒されながらも時間のチェックは忘れないように気を付けましょう。

JR川湯温泉駅足湯の日帰り入浴料金

この足湯施設の日帰り利用料金は無料です。時間はJR川湯温泉駅の始発から終電までとなっています。JR川湯温泉駅は終電時間が早くPM8:00台が最終となっています。あとで寄ってみようと思っていたのに、過ぎてしまったということのないように注意しましょう。

無料なのでアメニティのサービスはありません。足湯の利用後に足を拭くためのタオルは、自分で用意しましょう。石けんやボディソープの使用は禁止となっています。

JR川湯温泉駅足湯の施設情報

JR川湯温泉駅の足湯
 

住所 〒088-3462
弟子屈町川湯温泉駅前1丁目
電話番号 015-483-2670
アクセス 車の場合:足寄ICより約2時間、美幌高野ICより約1時間8分、女満別空港ICより約1時間9分、電車の場合:JR川湯温泉駅構内 営業時間 始発列車から最終列車まで
定休日 年中無休 公式サイトURL https://www.masyuko.or.jp/introduce/kawayu_jr_ashi/

源泉100%掛け流しの川湯温泉を楽しもう

温泉好きの方に人気の川湯温泉

暮らし~の
(写真=フリー写真素材ぱくたそ、暮らし~のより引用)

川湯温泉の中にはかつて人気だった施設も多くありましたが、今では施設数も減りすっかり寂しい雰囲気になりました。しかし源泉100%掛け流しで珍しい強酸性ということもあり、温泉マニアや銭湯マニアの方には人気です。また割引サービスもあり楽しめる工夫がたくさんされています。

施設の数が少ない分、全ての温泉をはしごする楽しみ方もあります。また気になる温泉をひとつ決めて、堪能し知識を深めるのも楽しいのではないでしょうか。貴重な泉質の川湯温泉を自分なりの方法で満喫してください。

川湯温泉以外の温泉旅行も楽しもう

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(写真=flickr Photo by 水上温泉水上館、暮らし~のより引用)

全国には他にも安い料金で利用できる温泉や、混浴の温泉、名湯や秘湯と言われるものが多数あります。他の地域の日帰り温泉を楽しみたいという方は是非こちらもチェックしてみてください。気になる温泉を見つけて、国内旅行を楽しみましょう。

文・chii2020/提供元・暮らし~の

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