それだけに、応援団体登録制度の導入に対して「ゴール裏をまとめていくために重要なことだと思う」「ゴール裏が良い環境になるなら歓迎」「問題行動を起こした人物を特定できるからいいと思う」などと、賛成意見が相次ぐ一方で、「個人レベルでゴール裏自由席から応援していた人がチケットを取れなくなるのは違う」「団体所属以外のサポーターを排除することにならないか心配…」「ゴール裏の応援スタイルに制限かかりそう」といった否定的なコメントも。「プロ野球の応援団体制度導入?」と、日本野球機構(NPB)からの許可を得る必要があるプロ野球の私設応援団と比較するファン・サポーターも見受けられる。

 ここ数年間、スタジアムで観戦しているファン・サポーターの問題行為が後を絶たないJリーグ。以前から対戦相手へのリスペクトを重視しているだけに、老若男女問わず誰もが快適に試合観戦できるような環境を提供したいというクラブ側の意図が読み取れる。