「啐啄同時」の類義語

「啐啄同時」とはどんな意味?その成り立ちは仏教の弟子と師匠の関係から?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「啐啄同時」の類義語を紹介します。

啐啄の機

「啐啄の機」は「啐啄同時」の別表現の1つとなっています。

この言葉も雛鳥と親鳥が内側・外側から同時に突くことで、殻が破れることを意味します。

転じて、絶好の機会を意味する言葉として使用されているのが特徴です。

その点が「啐啄同時」と同じ表現といえるでしょう。

千載一遇

「千載一遇」は滅多にない絶好の機会であることを意味します。
二度と来ないかもしれないほど恵まれた状態を指して使用します。

「千載」は1000年という途方もない年月を意味する言葉です。
「一遇」は一度だけの出会いを意味する言葉です。

つまり「千載一遇」は1000年に一度出会えるかどうかのチャンスを意味する四字熟語といえるでしょう。

その点が「啐啄同時」と似ているのではないでしょうか。