マテウス・サヴィオ 写真:Getty Images

 浦和レッズは2025年6,7月に開催のFIFAクラブワールドカップ2025グループステージで、インテル、モンテレイ、リーベル・プレートと対戦することが決定。中国1部・上海海港を退団の元ブラジル代表MFオスカルを獲得する可能性が取りざたされる中、クラブ関係者が2024シーズン終了後の補強に言及したという。

 日本時間12月6日未明に行われたクラブW杯の抽選会では、元名古屋グランパス、アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏が参加。浦和は強豪が揃うグループEに入り、苦戦が予想されるとはいえ、同氏は「良いサプライズになる可能性がある」と私見を述べている。

 また、同氏は「日本サッカー界はかなり進歩している。浦和は日本で最大のファン・サポーターを誇っている」と語った上で、浦和関係者から聞いた情報として「彼らは来年もっと強くなること、移籍ウィンドウで補強することを約束した」と大型補強の可能性があることを明かしている。

 浦和はすでにFWブライアン・リンセンの退団、FW興梠慎三の現役引退を発表。一方で報道によると、柏レイソル所属MFマテウス・サヴィオの獲得に向けて鹿島アントラーズなど複数クラブと争奪戦を展開しているという。

 またブラジルメディア『Bola Vip』は4日、浦和がオスカルの獲得に興味を示していると報道。FIFA U20ワールドカップ優勝、ロンドン五輪銀メダル、FIFAワールドカップブラジル大会でベスト4という実績を持つ同選手は、2017年から8シーズンにわたり上海でプレー。今季も公式戦39試合の出場で16ゴール29アシストをマークするなど、33歳の今でもなお健在だが、契約満了による今季限りでの上海退団は確実だという。