ChatGPTで副業始めよう：予算ゼロからのビジネスアイデア

実際に、ChatGPT は、2023年11月と2024年1月にアップデートが実施されています。使いやすさが向上しセキュリティーも強化されことが話題になりました。

「LINEの操作と同じ程度の簡単さで、絵や文章などさまざまなコンテンツが作れてしまうようになったのです。しかも、パソコンだけでなく、スマホでいつでもどこでも使えます。音声チャットもできるので、 AIと会話するだけでも使えるのです。AIの力を借りれば、想像を超えるスピードと効率で仕事ができるようになりました」（加納さん）

「ChatGPTは、私たちの仕事を根本から変える力を持っています。 私の体感では、業務のスピードが3～10倍にもなるのです。誇張しているわけではありません。 私はChatGPTをフル活用して、本書の企画や原稿の執筆を行いました。これまで1週間かかっていたことが1～2日に、丸1日かかっていた作業が1～2時間に短縮されたのです」（同）

多様なプロンプトが掲載されている点は評価できます。プロンプトとはChatGPTに対して何をさせたいのか、どんな情報を求めているのかを伝えるためのテキスト入力です。プロンプトの精度が対話の質に大きな影響を与えます。ここで実際のケースを見てみましょう。

＜プロンプト例＞

あなたは、 日本一経験豊富なビジネスのコンサルタントです。

予算をかけずにできる、 日本のスモールビジネスのノウハウをたくさん持っています。

以下の私が考えていることを基に、これまでありそうでなかった「ChatGPTを使った副業」のアイデアを10個、書いてください。出力する文章は、ビジネスの初心者でもわかる易しい文体で、寄り添うように書いてください。

＜実際に生成された文章＞

この情報のみではビジネスにはなりませんが、基礎情報のリストアップには十分といえるでしょう。筆者の場合は、検索エンジン＋ChatGPTを使用して主に情報収集をしています。従来よりも効率性がアップしたことは間違いないと思います。

また、Chat GPTが便利であることが間違いありませんが、間違った語彙が多いのでそのまま使うことは難しいと思います。これも人間の叡智にかかっているといえるのでしょう。

本書は、ChatGPT初心者にうってつけの一冊です。使い方と学習次第でChatGPTは大きくあなたの仕事を進化させることでしょう。

尾藤 克之（コラムニスト・著述家）

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2年振りに22冊目の本を出版しました。

「読書を自分の武器にする技術」（WAVE出版）

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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