砂浜があって、石積みやコンクリの突堤などがあるエリア、ショアキャスティングで釣れるんです。小艇は、ロングキャスティングの射程外に位置取っているくらいの差で、同様のロケーションです。
ハマチもシロギスも潮が良く動いて食い気が出て、腹が減っていれば喰ってきます。高貴なヒラメの大将も凄みのあるマゴチも、腹が減っていれば、あの大きな口でためらわずに喰うはずです。
そのひとつの要因の適水温が、ヒラメ13〜23℃ マゴチ9〜26℃と言われますが、15〜20℃というのが最適でしょう。現在21℃なので、越冬で深場に行く前の栄養補給に食べる時期、腹が減って何でもうまいというシーンができあがっています。
釣行開始
夜明け前の薄暗い時刻に出航。サーフエリアに行く前に沿岸のテトラ周りで、ミノーをキャスティングします。フローティングミノー99mmを投げて、シーバスやハマチを探ります。
朝一番の薄暗さで回遊していれば喰って来るのですが、これは不発。サーフエリアの水深4〜5mに移動をします。好物のシロギスがいるエリアですから朝ごはんの時間のはずで、潮は満潮に向けて緩く動いています。ここでシロギス釣りの時ならば、かなり良い潮です。
当日のタックルとルアー(提供:TSURINEWSライター・丸山明)
本命のヒラメをキャッチ
Mタイプのボートシーバスロッド、24〜28gのソフトルアーのキャスティングに良いバランスですし、型ものが喰っても十分に渡り合えます。40〜50m投げて、底を取って泳がせてまた底を取っての繰り返しです。
すると、コツンクンとアタリが出ます。アワセのタイミングが「釣れっこない」と半信半疑なので遅れが出ます。うれしい次のアタリ、コツングンそれッで重量感が乗ります。見えてきたのは、待望のヒラメ。慎重に玉網に入れ、万歳です。
本命のヒラメを仕留める(提供:TSURINEWSライター・丸山明)