■FAで巨人・阪神間を移籍した選手はゼロ
江川氏は巨人入りを希望し、2度のドラフト指名を拒否。3度目も巨人には入ることができず、コミッショナーの「強い希望」で交渉権を獲得した阪神タイガースに入団し、巨人の小林繁投手との交換トレードという形で移籍した。
阪神から巨人に移籍した選手は少なく、近年では昨年現役ドラフトで移った馬場皐輔選手、外国人のカイル・ケラー選手がいる。
一方巨人から阪神は、直近では2020年の山本泰寛氏、1999年の広澤克実氏。FA宣言をして両球団に移籍した選手は、1人も存在していない。