「互恵的な水増し行為」も禁止の対象

このほか「互恵的な水増し行為」も禁止対象に含まれました。水増し行為には「フォローやポストのエンゲージメントを交換する目的で取引または連携すること」が含まれ、たとえば「リポストする代わりに、リポストしてもらう」「フォローする代わりに、フォロー返ししてもらう」ことなどが該当します。

もっとも「常識的な範囲内でのフォロー返し」などが即時にシャドウバン対象になるとは考えづらいものの、不特定多数かつ大量のアカウントに対して「フォローやリポストの交換目的での営業的なDM送信やメンションを行い、実際に水増し行為を行う」といったケースはシャドウバン対象になると見られます。

シャドウバン基準がある程度明確になるも「息苦しさ」を感じる人も多い?

先にも述べた通り、2020年頃まではTwitterは「シャドウバン」を公式に否定していました。そのため「急にツイートへの反応が減る」など違和感がある事象があったとしても、あくまでそれは一部でのこと。多くのユーザーの方にとっては自由な投稿や、良くも悪くも「フォロワー稼ぎ」的な投稿がしやすい場所ではあったでしょう。

一方、2024現在のXは「シャドウバン」を認め、その基準と思われるポリシーも明確化しています。しかしこの基準をすべて守ると、自由な投稿も、ほかのユーザーとの交流も思うようにできないと感じてしまう方もいるのでは。

良い意味でも悪い意味でも「従来のTwitter」はすでに存在しないと感じられてしまうような、ある意味「息苦しい」ルールが生まれてしまったのが現状と言えるかもしれませんね。

※サムネイル画像(Image:Runrun2 / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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