浦和レッズvsマンチェスター・シティ 写真:Getty Images

 浦和レッズが参戦するFIFAクラブワールドカップ2025。今大会から参加チームが32に増えるなど、大会方式が大幅に変わっているが、12月6日のグループステージ組み合わせ抽選会を前に、2023年大会につづき浦和とマンチェスター・シティが再び世界最高峰の舞台で対戦する可能性を探る。

 クラブW杯2025は、6月15日から7月13日までアメリカで開催。2021年から24年の各大陸王者、FIFAクラブランキング上位の32チームが参加するが、1グループ4チームで構成されるグループステージの組み合わせは、事前のポット分けに基づいて決定。ネット上では、ポット4に入った浦和とポット1入りのシティの再戦を望む声が相次いでいる。

 海外メディア『フットボール・ランキング』は組み合わせ抽選会を前に、グループ分けの条件を整理。シティを含むポット1入りの欧州4クラブは、ポット2に入ったアトレティコ・マドリード、ベンフィカ、ユベントス、レッドブル・ザルツブルクのいずれかと対戦することに。ポット1入りの南米4クラブは、チェルシー、ボルシア・ドルトムント、インテル、FCポルトと顔を合わせるという。

 そして大会のレギュレーションにより、グループステージでの同国対決はないとのこと。ポット1,2の組み合わせを例に考えると、レアルとアトレティコが同じグループに入ることはない。またポット3に入ったMF本田圭佑の古巣ボタフォゴFRは、ポット1入りのCRフラメンゴ、パルメイラス、フルミネンセとの対戦が不可能だ。

 これらの条件をもとに考えると、浦和がシティと対戦する場合、アトレティコ、ベンフィカ、ユベントス、RBザルツブルクのいずれかともグループステージで同居することになる。くわえてボタフォゴFRに関するグループ振り分けの制限を踏まえると、浦和がグループステージでボタフォゴFRと相対する確率は、ポット3に入った残り7クラブよりも高いと考えられる。