スマホは現代生活に欠かせないツールだが、便利さゆえに使用時間が長くなりすぎてしまうことも多い。特に、「バッテリーの持ち」は多くのユーザーにとって最大の課題となっているようだが、みんなはどんな対策を立てているだろうか。
スマホの悩みの断トツ1位は「バッテリーの持ち」
スマートフォンPLUSは、スマホを所有する全国の男女500人を対象に、2024年10月10日から21日にかけてアンケートを実施した。その結果によると、スマホユーザーの約半数となる47.8%がスマホ使用に関する悩みを抱えており、「バッテリーの持ち」は71.5%、「通信料」が36.0%、「データ容量」が33.9%と、バッテリーの持ちが最大の悩みとなっていることが明らかになった。
特に大きな悩みでも、バッテリーの持ちは35.6%と断トツの1位。具体的な声としては、「充電しながらスマホを使うと熱くなる」(10代女性)、「バッテリーが1日持たない」(10代男性)、「4時間の使用でバッテリーが切れ、外出時に困る」(20代女性)、「すぐに電池容量が劣化し、1日中充電なしでは使えない」(30代男性)、「位置情報を常時オンにしているため、電池の減りが早い」(30代男性)と、年齢に関わらず悩んでいる人が多いようだ。
充電が切れてしまえば、スマホはただの板になってしまう。特に他人の電話番号などはスマホにしか入っていないという場合も多いため、緊急時は特に困ることになるだろう。
バッテリー持ち改善のための対策は?
では、バッテリーを持たせるために、みんなはどんな対策を講じているのだろうか。調査では、41.4%のユーザーが悩み解決のために何らかの対策を立てていると回答。特にバッテリー持ちに関しては、「過充電を避ける」「モバイルバッテリーの携帯」といった対策が挙げられた。なお、バッテリーの消費や劣化を抑える設定方法はこちらなどで詳しく解説しています。
バッテリー持ち以外にも、スマホユーザーは様々な悩みを抱えている。その対策の一部を紹介しよう。生活に弊害が出ている、手から肩にかけて痛くなるという「スマホ依存・スマホ疲れ」には、時間をあらかじめ決めておくという対策がとられている。また、処理がもっさりして固まったり、時間がかかってイライラする「動作が重い」という悩みには、定期的な再起動を、すぐギガを消費してしまうという「通信料」の悩みには、Wi-Fiの積極的な利用を行っているようだ。
これらを見ると、スマホの多機能化が進んでいるが、バッテリー性能の向上は依然として大きな課題であり、ユーザーの満足度向上のカギとなっている。より効率的なバッテリー技術の開発や、省電力設計の強化、急速充電技術の更なる進化にも期待したい。
出典元:【スマートフォンPLUS】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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