日本特有の複雑な道をものともせず
11月21日(木)から24日(日)まで、愛知県豊田市の豊田スタジアムを中心に開催された FIA世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」に、アルピーヌA110RGTで参戦したアルマン・フューマル(ベルギー)とジュール・ エスカルテフィグ(フランス)組が、2輪駆動部門で優勝を果たした。
ヨーロッパのラリーイベントではチャンピオン獲得を含む数々の好成績を収めてきたA110RGTが、ヨーロッパ以外のラリーイベントとして初めて臨んだラリージャパン2024で、全日本選手権に参戦するラリードライバーを抑え、2輪駆動部門で優勝を果たした。
初めて走る日本のコースについて、ドライバーのアルマン・フューマルは「日本のコースは、 ヨーロッパのコースに比べて道幅が狭くツイスティ。路面の状況も様々でとても難しい」と、その難しさを指摘。
コ・ドライバーのジュール・エスカルテフィグも「通常、ヨーロッパのラリーでは、1Kmを走行するために1ページのペースノートを作成するが、日本の場合は2ページ必要となるほど複雑だ」と、ヨーロッパのコースとの違いに対応する必要性を語っていた。
そうした状況をものともせず、冷静な判断と攻めの走りでライバルとの差を広げ、初のラリージャパンを部門優勝で終えたかたちである。
アルピーヌ・カーズのテリトリーマネージャー、松崎奈丹氏は以下のようにコメントした。 「アルマン、ジュール、そしてシャゼルチーム全員に、ラリージャパンでの力強いパフォーマンスと優勝という結果に、心から祝福を送ります。この素晴らしい結果によって、日本におけるアルピーヌブランドへの注目度が高まるとともに、ドライビングに熱い情熱を持つアルピーヌのオーナーもとても誇りに感じることと思います」
【問い合わせ】アルピーヌ コール: 0800-1238-110 (受付時間 9:00~18:00、年中無休) アルピーヌ・ジャポン オフィシャルウェブサイト
フォト=アルピーヌジャパン Alpine Japan/相澤隆之 T.Aizawa
文・LE VOLANT web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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