ドラム式洗濯機のデメリット
続いて、ドラム式洗濯機のデメリットについて解説していきます。
高価
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と比べて高価であることが多いです。縦型洗濯機が3~10万円前後で購入できる一方、ドラム式洗濯機は10~30万円程度が相場となります。近年はより安価なモデルも登場していますが、いまだ、縦型洗濯機と比べて値段に開きがあります。
サイズが大きい
洗濯槽が横向きになっていたり、乾燥機能が付いていることもあってドラム式洗濯機はサイズが大きいです。また、正面に開閉口が付いているため、扉を開くためのスペースも確保する必要があります。ドラム式洗濯機を購入する際は、必ず自宅の防水パンのサイズを確認しましょう。ドラム式洗濯機を置くには広いスペースが必要になるでしょう。
洗濯機能だけだとごわごわになる
ドラム式洗濯機のたたき洗いは衣服を落として洗濯するため、タオルのパイル生地をつぶしてしまいます。乾燥機能を使うことでふんわりとした仕上がりにできますが、乾燥機能を使わずそのまま干すと、かなりゴワゴワした質感になってしまいます。基本的に、ドラム式洗濯機は乾燥機能と一緒に使用することになるでしょう。
電気代がかかる
また、乾燥機能を使用する際に問題になるのが電気代です。外に干さないで済む分、費用がかさんでしまうのはデメリットといえます。
ただし、縦型洗濯機にも乾燥機能が付いているモデルがありますが、縦型洗濯機の乾燥機能とドラム式洗濯機の乾燥機能で比較するとドラム式洗濯機の乾燥機能の方が電気代が安くなります。
乾燥機能によって柔軟剤の香りが飛ぶ
乾燥機能は洗濯物に熱風をあてて乾かすため柔軟剤の香りが飛んでしまいます。柔軟剤にこだわっている人は注意が必要です。上記では乾燥機能がついていることがメリットだと説明しましたが、乾燥機能を使用することのデメリットもあることを認識しておきましょう。
お手入れ
一般的な縦型洗濯機は糸くずフィルターや洗剤投入口といった場所のお手入れが必要ですが、ドラム式洗濯機についてはこれに加えて、排水フィルターと乾燥フィルターという場所の掃除が必要になります。特に乾燥フィルターについてはかなりゴミが溜まりやすいので、人によっては手間に感じるかもしれません。
機種によっては、大容量のフィルターを内蔵していたり、自動掃除機能を搭載している場合があるので、気になる人は各モデルの仕様をチェックしておきましょう。
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の比較
上記ではドラム式洗濯機のメリットとデメリットを紹介しました。ここでは、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機を比較した簡単な表を用意しました。
ちなみに、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機は電気代なども違いがあります。下記の記事では両者の違いを比較していますので、ランニングコストに興味がある人はぜひ見てみてください。
●まとめ
ドラム式洗濯機は比較的高価な部類に入る代表的な時短家電であるだけにたくさんの人が購入を検討する家電です。しかし、必ずしもメリットばかりというわけでもなく、デメリットもあります。
基本的には、自宅の洗濯機置き場にある程度のスペースを確保できるか、乾燥機能が必要であるかどうか、水道代と電気代の収支という観点から検討すると高い買い物に失敗しづらくなるかもしれません。
提供元・BCN+R
【関連記事】
・乗り換えたい新料金プラン、1位はNTTドコモの「ahamo」
・【申請編】マイナンバーカードを作ろう! 自撮り向きスマホで顔写真を撮って申請
・マスクの一時置きにピッタリ! 抗菌・おしゃれな「マスクケース」まとめ
・改悪続くクレカの還元 キャッシュレス決済の本命は即時決済?
・デキる人はこう使う! ビデオ会議で差がつく「Zoom」の超便利テクニック