レオ・セアラ 写真:Getty Images

 今季限りでの小菊昭雄監督退任が決まったほか、サガン鳥栖へ期限付き移籍中のMF清武弘嗣が今季終了後に大分トリニータへ移籍する可能性が報じられるなど、大きな変化が予想されているセレッソ大阪。同クラブ所属のブラジル人FWレオ・セアラに、ブラジル国内クラブが関心を寄せているという。

 現在29歳の同選手は、2016シーズンにFC琉球でプレーしたほか、2021年から2シーズンにわたり横浜F・マリノスに在籍。2022シーズンにはJ1優勝を成し遂げたものの、スタメンでの出場機会を求めて同シーズン終了後にC大阪へ移籍している。

 そのC大阪では、加入1年目から絶対的ストライカーとして活躍。今季もここまでリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で21ゴールをマーク。J1得点ランキングで1位のFWアンデルソン・ロペス(横浜FM)から3差の2位につけるなど、好調をキープしている。

 そんなレオ・セアラには、以前から母国復帰報道が。2024年9月にはブラジルメディア『Antenados no futebol』が「彼のもとにブラジル1部ECバイーアからオファーが届いたが却下」と伝えていた。

 すると『O POVO』は12月3日、同国1部フォルタレーザECからの関心を報道。これによると、現時点でフォルタレーザは獲得調査を行っている段階であり、オファーは提示していないとのこと。C大阪とレオ・セアラの契約期間は2025シーズン終了後まで残っており、移籍金は2400万レアル(約5億9000万円)にものぼるという。

 なおフォルタレーザは2024シーズンのブラジル1部リーグで2試合を残す中、5位と上位争いを展開。元清水エスパルス所属のMFヤゴ・ピカチュウが中心選手として活躍している。