愛らしい少女を描いた肖像画は呪われているのか――。eBayで落札した絵画を観光施設内に展示したところ、不気味な心霊現象が起きるようになったのだ。

■不気味な人影を出現させる呪われた肖像画

 ロンドンにある観光施設「ロンドン・ブリッジ・エクスペリエンス」の施設内の壁には、呪われていると噂されている少女の肖像画が架かっている。この絵が施設に来てからというものの不気味な超常現象が多発しているのだ。

 この肖像画の前の持ち主であるイースト・サセックス州ヘイスティングス在住のゾーイ・エリオット・ブラウンさんは、この絵を25ポンド(約4800円)で購入後、家の中で「黒い影」に追いかけられるようになったと説明する。気味が悪いので手放すことにした彼女がeBayのオークションに出品したところ、ロンドン中心部で観光テーマパーク「ロンドン・ブリッジ・エクスペリエンス」を運営するジェームズ・キスリングベリーさん(45歳)が1680ポンド(約32万円)で落札したのである。

 2023年9月に絵画を購入したキスリングベリーさんはさっそく絵画を施設内に展示したのだが、それ以降、施設内で定期的に超自然現象に遭遇していると話す。一人でいるときに複数の子供たちの影に囲まれたこともあるという。ほかのスタッフたちも同様の不気味な体験をしている。

「スタッフの中には暗い影のような人物に尾行されたり、誰もいないのに追ってくる足音がすると話す者もいれば、肩に手が触れるのを感じたという者もいます。かくれんぼなどで遊んでいる子供の影をよく見ますが、調べに行くと子供はいません」(キスリングベリーさん)

 また肖像画が飾られてから施設で床下浸水が数回発生したともいう。

 施設にやって来たあるグループの女性が、この絵の少女の額に薄っすらと十字架があることを指摘し、その額の部分から水滴が滲み出ているのを見たと証言する来訪者もいるという。

“出自不明の肖像画”が引き起こす恐怖の連鎖!黒い影に追われ、子どもの影に囲まれ…少女を描いた肖像画は呪われているのか
(画像=画像は「Daily Star」より,『TOCANA』より 引用)

この絵画の出自は不明で、キスリングベリーさんが買い取る前には3人の所有者がいたといわれているが、いずれも飾った家に幽霊が出るようになったとして売り払ったという。

「何人かが(絵画の)歴史を調べようとしましたが、今のところ誰も解明できていません。何が起ころうと、この絵はここにとどまるでしょう。我々の一部になったのです」(キスリングベリーさん)

 ということは今後もこの施設では不気味な超常現象が頻発するのだろうか。ちなみにそうした現象によって人が危険な目に遭ったという話はないようだ。ロンドンを訪れた際には興味本位で施設を訪れて直接この肖像画を目にしてみてもよいのだろう。

文=仲田しんじ

提供元・TOCANA

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