J1昇格プレーオフ準決勝のV・ファーレン長崎vsベガルタ仙台が、12月1日にPEACE STADIUM Connected by SoftBankで開催。SNSで拡散された長崎スタジアムシティ上層階における観戦者の様子を巡って、様々な憶測や意見が飛び交っている。
Xで投稿された1枚の画像では、3人組の男性が「スタジアムシティホテル長崎」の7階バルコニーから拡声器を持ちながら応援。いずれも黒色のシャツを着用していたが、ネット上では「仙台サポーターの方が、トラメガで声出している」という情報が飛んでいる。
この画像投稿に対しては、「これってOKなの?」「こんなこと許されるのか」といった驚きの声が。一部の仙台サポーターが2023年7月以降、クラブから無期限入場禁止処分を受けているだけに、「仮に無期限入場禁止処分の対象者だとすれば、かなり問題だけど」「ホテルだからセーフとはならないのでは?」「サービスの悪用なのでは?」という指摘も相次いでいる。
またこの事案を巡っては、「長崎はこういう人の対策もしっかりしないと」「ホテルの宿泊約款も含めて、観戦マナーを改めた方がいい」などと、長崎に対する一部のファン・サポーターからの要望も。バルコニーから観戦していた人物が無期限入場禁止処分中のサポーターであるならば、両クラブに何らかの対応が求められそうだ。
仙台サポーターの問題を巡っては、2023年6月11日にユアテックスタジアム仙台で開催されたジュビロ磐田戦の試合後、FW後藤啓介の振る舞いに抗議するため、立ち入り制限エリアに侵入し、チームバスを取り囲むなど危険行為に及んだとして、22名に無期限入場禁止処分が。一部のサポーターはクラブの処分に反発する形で、一時公式戦での応援歌使用を停止していた。