フランス代表FWキリアン・ムバッペやドイツ代表DFアントニオ・リュディガーなどをフリートランスファーで獲得する一方、イングランド代表MFジュード・ベリンガムなど若手選手を中心に補強を行っているレアル・マドリード(スペイン1部)だが、新たな才能に目を光らせているようだ。
ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、マドリードがターゲットにしているのが今季のブンデスリーガで2位に位置するアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)でプレーするスウェーデン代表MFヒューゴ・ラーション(20)だという。
マルメ(スウェーデン1部)でプロキャリアをスタートさせたラーションは、2023年夏にフランクフルトへ加入。高水準なパス精度と広い視野を武器に今季はここまで公式戦19試合に出場して4ゴール1アシストを記録している。
スウェーデンとして8キャップを刻むラーションに対して、マドリードはフランクフルト移籍前から注視していたとのこと。ただ、同選手にはルベン・アモリム新監督が就任したマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)など複数クラブが目を光らせているようだ。
ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)やライプツィヒ(同1部)との争奪戦を制して獲得したフランクフルトはラーションと2029年夏まで契約を結んでおり、移籍金5000万ユーロ(約78億5000万円)を要求している模様。スウェーデン代表MFを巡る争奪戦はどのような結末が待っているのだろうか。