京都サンガから東京ヴェルディへ期限付き移籍中であるU23日本代表MF山田楓喜の去就に注目が集まる中、かつて東京VでプレーしていたMF佐藤優平が韓国国内クラブを退団。Jリーグ復帰の可能性を含めて、同選手の今後もファン・サポーターの関心を集めている。
現在34歳の佐藤は、横浜F・マリノス、アルビレックス新潟、モンテディオ山形を経て、2018年に東京Vへ加入。東京Vでは在籍4シーズンでJ2リーグ131試合に出場し、15ゴールを挙げた。
東京V退団後、2022シーズンから2年半にわたり韓国2部の全南ドラゴンズでプレーしていた佐藤。攻撃陣の中心選手としてチームをけん引する中、2024年5月以降に出場機会を減らすと、同年7月に釜山アイパークへ移籍する。
釜山移籍後は、全南との古巣対戦でゴールを決めるなど、再び本来のパフォーマンスを取り戻すと、リーグ戦11試合でスタメン出場。11月21日に行われた全南戦でも82分までプレーしたが、チームは引き分けにより1部昇格への道が絶たれた。
すると釜山は11月30日、佐藤など18選手が契約満了により今季限りで退団すると公式発表。現地では同日時点で、日本人アタッカーの今後や移籍先候補などは報じられていない。韓国でもコンスタントにプレーしているだけに、日本の移籍ウィンドウでも需要があるかもしれない。