北海道コンサドーレ札幌 写真:Getty Images

 J1で19位の北海道コンサドーレ札幌は、11月30日にJ2への降格が確定した。2016年以来となる。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督下で長期政権ともいえる7年目に突入していた札幌は、今2024シーズン序盤から中盤戦までの不調が響き、残り2節を残して残留圏の17位である柏レイソルの勝ち点(41)を上回ることができなくなり(勝ち点34)降格が決定した。

 札幌を運営する株式会社コンサドーレの代表取締役GMである三上大勝氏から、公式サイトでこの状況を受けての声明が発表された。サポータからはさまざまな声が、SNSやサポーターズブログを通して届けられた。

 「とにかく来2025シーズンはJ2の舞台でやり直し。フロントは何の根拠もなく、1年でJ1に戻るなんて軽々しく言わないで欲しい。言うならちゃんと目処を立てから言って欲しい。何故こうなったのか、しっかり反省してから言って欲しい」「今回の降格は間違いなく、フロントの責任が大きい。シーズン前の補強をちゃんとしていたら降格はギリギリ回避できたのではと思ってます。やっぱり野々村さん(野々村芳和氏・元北海道コンサドーレ札幌社長)いないとこんなものなんですかね」

 「結果出せなかったら契約満了になるのは、まさか選手だけじゃないよね。責任の取り方は辞めることだけではないにしても、何かしらの責任は取るべきよ三上さんも」「フロントは反省してください。具体的に何が悪かったか、どう対策していくか立案し実行してください。道民が優しい事に甘んじないでください」

 一方で、今後もチームを応援するという声も多数寄せられており、サポーターからの厳しい声を糧にシーズン残り2戦と来2025シーズンの活躍に期待したい。