「VWゴルフ ブラックエディション」に1.5 eTSIと2.0 TDIを追加、「ゴルフ マッチ」にはeハイブリッドパワートレインを追加

英国の「ゴルフ」の全ラインナップの中で最も人気の高い2つのトリムが、新エンジンとプラグイン・ハイブリッドドライブで強化される。ゴルフは2024年、すでにこのクラスで英国最大の販売台数を記録しており、新たに追加される3つのエンジンはすべて、2024年11月21日(木)よりフォルクスワーゲン正規販売店で注文可能となる。

新型「ゴルフ ブラックエディション」のエンジン
2024年7月に発表された、スタイリッシュなゴルフ ブラックエディションに、ガソリン1.5 eTSIマイルドハイブリッドとディーゼル2.0 TDIの2つのエンジンが追加される。どちらのエンジンも出力は150PSで、7速オートマチック・ダイレクト・シフト・ギアボックス(DSG)と組み合わされる。1.5 eTSIは、ゴルフ ブラックエディションを静止状態から時速62マイルまで8.4秒で加速させる。

新しいエンジンは、すでにスタイリッシュで十分なスペックを備えたパッケージに加えている。英国のゴルフラインナップの中で、エキサイティングなGTEトリムの一歩下に位置するブラックエディションには、スマートな18インチリーズアルミホイール、アップグレードされたIQ.Matrixヘッドライト、イルミネーテッドドアハンドルとフロントのフォルクスワーゲンロゴ、フロントシートヒーター、そして頭角を現すブラックのスタイリングエレメントが含まれる。

ゴルフ ブラックエディションの価格は、1.5 eTSIが33,690ポンド(約662万円)、2.0 TDIが35,500ポンド(約697万円。ともに消費税込の車両本体価格)。

新型ゴルフ マッチ eハイブリッド 英国で最も人気の高いゴルフの派生モデルであるゴルフ マッチのラインナップに、シンプルなeハイブリッドが追加される。

マッチトリムは、2024年初頭にフォルクスワーゲンの多くのラインアップに再導入されたもので、手頃な価格と手厚い装備を組み合わせたパッケージとして有名。新たに開発された第2世代のフォルクスワーゲン・プラグインハイブリッドドライブは、さらなる効率性と強化されたパフォーマンスによって、これをベースにしている。

このクルマの19.7kWhバッテリーは、家庭でAC11 kW、公共の急速ステーションでDC40 kWまで充電可能で、電気のみで88マイル(約142km)以上の走行が可能だ。エンジンを作動させると、ドライバーは204PSのシステム出力とわずか7.2秒の0-62mph加速で報われる。電気駆動とガソリンエンジンが完璧なハーモニーを奏でることで、1ガロンあたり141.2マイル(約227km)という超高効率の燃費を実現している。

17インチのノッティンガム製アルミホイール、LEDヘッドライト、リアビューカメラ、アダプティブ・クルーズ・コントロール、ライト&ビジョン・パッケージ、ディスカバー・ナビゲーション・システム、パーク&コンフォート・テクノロジー・パッケージが標準装備される。

ゴルフ マッチ eハイブリッドの価格は36,140ポンド(約710万円。付加価値税を含む路上希望小売価格)。

需要の高い「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のブラックエディションに新エンジンが追加へ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

文・LE VOLANT web編集部/提供元・CARSMEET WEB

【関連記事】
【比較試乗】「フォルクスワーゲン TロックTDI Style Design Package vs TDI Sport vs TDI R-Line」アナタならどのT-ROCを選ぶ?
「キャデラック XT4」ジャーマンスリーをロックオン! プレミアムコンパクトSUVの大本命!【試乗記】
【インタビュー】このプロジェクトを通して日本のモータースポーツをもっと元気にしたい!「ARTAプロジェクトプロデューサー・鈴木 亜久里」
【国内試乗】「ホンダ N-ONE」見た目は変わらずも中身は大幅に進化
【国内試乗】「レクサス・ニューLS」徹底的な作りこみを施した常にイノベーションを追求するフラッグシップ