今夏に複数クラブが関心を示していたことからステップアップの可能性が取り沙汰されていたものの、長期離脱となってしまったボローニャ(イタリア1部)のスコットランド代表MFルイス・ファーガソンだが、今後もイタリアでのプレーを望んでいるようだ。
2022年夏にボローニャに加わり、パス精度の高さを生かしたチャンスメイク能力を武器にチームの心臓としてプレーしていたファーガソン。しかし、今年4月に右ヒザの重症でユーロ2024も欠場するなど、長期離脱を強いられてしまった。
11月上旬になって戦列に復帰したファーガソンだが、代理人を務めるウィリアム・マクマード氏がイタリア『カルチョ・メルカート』で今夏に複数プレミアクラブが関心を示していたことを告白。ただ、選手の意向であることを明かしている。
「負傷前にイングランドのクラブが関心を示していたのを知っているが、ルイスはセリエAでやり残したことがあると考えている。彼はイタリアを愛しており、現時点でこの国を離れるには特別な機会があれば必要になるだろうね」
また、昨季共闘したチアゴ・モッタ監督率いるユベントス(イタリア1部)からの関心も浮上。同氏は「ユベントスや他のクラブが彼に興味を持っているという噂は常にあるだろう。彼はボローニャのキャプテンであることを誇りに思っており、これからもクラブに100%の力を尽くすだろう。ルイスは大きな野心を持つ献身的なプロフェッショナルだ。彼が今シーズンレベルを上げることは間違いない」と語っている。