今2024/25シーズンのEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)で17位に低迷しているMF坂元達裕が所属するコべントリー・シティは、序盤の成績不振を理由にマーク・ロビンズ監督を11月7日に解任。28日に、新指揮官として元イングランド代表とプレミアリーグ所属チェルシーのレジェンドであるフランク・ランパード監督が就任した。
昨2023/24シーズンはプレーオフ決勝進出やFAカップ準決勝進出という快挙を遂げたものの、今シーズンは安定した成績を残せず、プレーオフ圏外の10ポイント差で下位に沈んでいるコベントリー。クラブは立て直しを図るべく、チームの再構築を託す新たな指揮官を模索していた。
チェルシー(2019-2021)やエバートン(2022-2023)、ダービー・カウンティ(2018-2019)での監督経験を持つランパード監督は、今回コべントリーと2年半の契約を結んだ。18カ月ぶりの監督復帰となる同監督には、チャンピオンシップやプレミアリーグでの指導経験を活かし、クラブの目標であるプレミアリーグへの昇格が期待されている。
オーナーのダグ・キング氏は、ランパード監督の就任について「フランク(ランパード監督)はこのリーグで成功するために必要なものを熟知している」とコメントし、彼のリーダーシップと経験に期待を寄せた。
ランパード監督はさっそく12月1日に行われるカーディフ・シティ戦で初陣を迎える予定であり、坂元の起用法も含め、新監督の下でチームがどのような変化を見せるのか注目される。