ブラジル1部アトレチコ・パラナエンセから2部セアラーSCへ期限付き移籍中のブラジル人DFマテウス・フェリペに、Jリーグ移籍の可能性があるという。
現在26歳の同選手は、身長186cmで右利きのセンターバック。CSAなどブラジル国内複数クラブを渡り歩く中、2024年1月にパラナエンセからセアラーへ移籍。ブラジル2部リーグ19試合でスタメン出場したほか、9試合でキャプテンマークを着用。シーズン中盤までは存在感を発揮していたが、10月8日のリーグ戦を最後に出番なし。チームは終盤の大型連勝で4位に滑り込み、1部昇格を果たした。
ブラジルの移籍市場に精通しているジャーナリストのマグノ・フェルナンデス氏が11月29日に伝えたところによると、マテウスにはブラジル3部クルーベ・ド・レモと日本国内クラブが関心を寄せているとのこと。「現時点ではレモが争奪戦で優位」と伝えているほか、同選手はパラナエンセと2026年まで契約を残しているという。
セアラーでは、かつて横浜FCでプレーしていたFWサウロ・ミネイロが絶対的ストライカーとして活躍。今季ブラジル2部リーグで11ゴール6アシストをマークした。同選手が横浜FCでも結果を残しているだけに、マテウスに日本サッカーに関する情報を伝える可能性も考えられそうだ。
なおセアラーはサウロ・ミネイロの獲得による移籍金の未払い問題で、2024年夏に国際サッカー連盟(FIFA)から補強禁止処分を受けたほか、ブラジル人MFウエスクレイの移籍金をヴィッセル神戸に支払っていなかったとして、10月にも補強禁止処分を科されている。