ヴィトール・ブエノ 写真:Getty Images

 セレッソ大阪所属のブラジル人MFヴィトール・ブエノは、11月30日に今季ホーム最終戦(対鹿島アントラーズ)を控えるなか、退団の可能性が取りざたされている。

 現在30歳の同選手は、サントスやサンパウロなどブラジル国内複数クラブを経て、2024年1月にアトレチコ・パラナエンセからC大阪へ完全移籍。来日1年目の今季、リーグ戦で3ゴール4アシストも、スタメン出場はわずか9試合。9月13日のヴィッセル神戸を最後に、公式戦での出番が無い。

 そんななか、ブラジルメディア『UOL』は11月29日に「今年末に契約が満了を迎え、フリーになると予想される選手」として、元ブラジル代表FWガビゴル(CRフラメンゴ)、MFオスカル(中国1部・上海海港)など、ブラジル人8選手をリストアップ。ブエノについて「かつてサントス、サンパウロに在籍。C大阪との契約は12月末で満了」と記している。

 また同選手の妻であり、幼少期に日本で生活していたマユミさんは、11月下旬にインスタグラムを更新。ストーリーズにて、自宅とみられる場所で段ボールが山積みになっている様子をアップしたことから、ネット上では「引っ越し?」「まゆみさんが荷造りして、ブエノ移籍かな?」など、同選手の移籍を予想する声が挙がっている。

 C大阪と単年契約を結んでいたとみられるブエノ。2023シーズンにブラジル1部リーグでスタメン出場25試合、5ゴール5アシストと結果を残していただけに、同選手のパフォーマンスや稼働率を残念に思うファン・サポーターもいるかもしれない。