ブラジル1部アトレチコ・ゴイアニエンセ所属FW ルイス・フェルナンドに、Jリーグ移籍の可能性が。複数年契約のオファーが届いたと、ブラジル国内で報じられている。
現在28歳の同選手は、身長178cmで右利きのアタッカー。2015年にゴイアニエンセのトップチームへ昇格すると、その後はボタフォゴFR、グレミオを経て、2022年4月にゴイアニエンセへ復帰している。
復帰1年目からリーグ戦23試合のスタメン出場で2ゴール4アシストと結果を残すと、翌2023シーズンには9ゴール3アシストと、攻撃陣の中心選手として1年での1部リーグ復帰に貢献。今季もリーグ戦29試合のスタメン出場で6ゴールと好調をキープ。5試合でキャプテンマークを巻くなど、チーム内での立場をあげている。
リーグ戦残り3試合で1部残留ラインから勝ち点13差と、ゴイアニエンセの2部降格が決まっている中、ブラジルメディア『Antenados no Futebol』は11月29日にフェルナンドの去就を特集。これによると、同選手のもとにはJリーグクラブから3年契約、月給80万レアル(約2000万円)、年俸換算で960万レアル(約2億4000万円)という巨額オファーが届いているという。
ただ一方で、ブラジル国内の移籍先有力候補としてアトレチコ・パラナエンセが浮上。同選手の代理人とクラブ幹部の関係が良好であるものの、現時点でパラナエンセが獲得に動いているかは不明とみられる。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、フェルナンドの市場価値は150万ユーロ(約2億4000万円)。同選手とゴイアニエンセの契約期間は2024年12月までであり、今季終了後に移籍金ゼロで獲得可能と考えられる。