目撃情報増加の背景と様々な憶測

　今月初めには、カンザス州で、赤、緑、紫の光で明滅するUFOの映像がドライバーによって撮影されている。コロラドスプリングスの映像を見た人々は、コメント欄に殺到し、それぞれの見解を述べている。「最近はUFOがどこにでもいる」というコメントに対し、「宇宙の果てのレストランに集まっているんだ」というユーモラスな返答もあった。中には、「私が見られる場所にはいない。仲間外れにされた気分だ」と羨ましがる人や、「確かに最近は目撃情報が増えている」と指摘する人もいた。

　コロラドスプリングスの空軍基地近くに住んでいた住民は、今回の目撃情報について次のように証言している。

「あの山周辺には軍の施設や設備がたくさんある。だから、UFOではなく、軍の何かだろうと思う。例えば、以前ヘリコプターが山に衝突しそうに見えたことがあったが、実際は山の斜面から伸びてくる着陸プラットフォームに着陸していた。とても印象的な光景だったよ。他にも、プールのそばで何かが猛スピードで動いて急に止まり、反対方向へ飛んでいくのを見たことがある。この辺りの空では、奇妙で説明のつかないものがよく見られるんだ。」

　しかし、地球外生命体の訪問という説を否定する人もいる。「あれは、彼女がその方向にある無線アンテナを初めて見たという可能性が高い。おそらく、今日の気温のせいで光の回折が起こっていて、彼女がたまたま気づいただけだろう。あれは無線塔によく似ている」という意見や、「間違いない。スプリングスに25年以上住んでいる。あれはシャイアン山の頂上にあるアンテナだ」という意見もあった。

　今回の映像は、未確認飛行物体の正体について、様々な憶測を呼ぶ結果となった。地球外生命体なのか、それとも単なる誤認なのか。真相は未だ不明だが、今後の調査と情報公開によって、謎の物体の正体が明らかになることを期待したい。

提供元・TOCANA

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