11月27日、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で「DIAMOND CUP OF LEGEND(ダイヤモンドカップオブレジェンド)」が初開催され、世界のレジェンド選手たちによるチーム「ワールド・レジェンズ」と元日本代表選手を中心とするチーム「Jクラシックス」が対戦し、ワールド・レジェンズが4-3で勝利した。
ワールド・レジェンズには、ブラジルのカカ氏(2017年引退)、スペインのダビド・シルバ氏(2023年引退)、オランダのエドガー・ダーヴィッツ氏(2013年引退)ら往年の名選手14名が名を連ね、一方のJクラシックスには岩本輝雄氏(2006年引退)、松井大輔氏(2024年引退)、福西崇史氏(2009年引退)ら20名が招聘された。
しかし、平日夜の試合ということも手伝ってか世界的な名選手が集ったにもかかわらず、当日の来場者は15,454人を収容するスタジアムに約8,000人と1万人にも満たなかったようだ。さらにSNS上には運営に対する不満とも取れる投稿が寄せられた。
「当日券の販売場所がHPのMAPと違う」「17時から当日券販売と告知があったのに全然販売始まる様子なし、あげく17時半からチケット発売とか言う(17時開場にもかかわらず)」「カード決済できると記載があったのに現金の人優先」「当日券は1,000円増し、告知無しと酷かったですね」
また、高額のチケットも観戦をためらう要因となったのかもしれない。最低価格でも6,000円と子供世代に見せるにはやや割高感があった。メインスタンドの席は1万円から2万5,000円、さらに最上級のダイヤモンドVIP席は25万円に達しており、庶民感覚からは少しかけ離れていたようだ。