ブラジル1部サンパウロ所属DFイゴール・ビニシウスに、Jリーグ移籍の可能性が再び報じられている。
現在27歳の同選手は、身長174cmで右利きのサイドバック。サントス、ポンチ・プレッタなどブラジル国内複数クラブを渡り歩く中、2020シーズンからサンパウロでプレー。加入1年目にリーグ戦14試合のスタメン出場も、2023シーズンには怪我により公式戦2試合の出場に終わった。
今季はリーグ戦26試合で先発出場するなど、7月末から約1か月にわたり負傷離脱したにもかかわらず、右サイドバックでレギュラーを座を守ったビニシウス。サンパウロの移籍情報に精通しているジャーナリストのアレクサンダー・ビエイラ氏は、10月末の時点スペイン国内クラブやJ2リーグ所属クラブからの関心を伝えていた。
そしてブラジルメディア『iG Esporte』は11月28日、同選手とサンパウロの契約期間が2025年12月までであることに触れた上で、「再び日本と中国のクラブが獲得オファーを準備している」とリポート。ただサンパウロは放出に否定的であり、シーズン終了後に契約延長交渉を進める方針だという。
なお本人は10月24日にブラジルメディア『グローボ』のインタビューで「サンパウロで幸せ」と語りつつも、「海外でプレーする可能性は否定しないし、それが僕の夢なんだ」と移籍も選択肢のひとつであることを強調している。