2023年夏にライプツィヒ(ドイツ1部)からチェルシー(イングランド1部)に加わったフランス代表FWクリストファー・エンクンクだが、初年度の昨季は負傷離脱を繰り返した。補強の目玉の1人にも上げられていたが、公式戦14試合の出場にとどまった。
2年目の今季はエンツォ・マレスカ新監督率いるチームでここまで公式戦18試合で10ゴールを記録。しかし、セネガル代表FWニコラス・ジャクソンとのポジション争いで遅れをとっていることからカップ戦要因となっているのが現状だ。
そのため、エンクンクはこの状況に不満を持っていることから1月での退団を希望しているとの報道も。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)からの関心も伝えられているなかで、マレスカ監督はフランス代表FWに出場機会を与えることを明言している。
「クリストファーも間違いなくプレミアリーグの試合に出場するだろう。しかし我々には多くの選手がいるから、全員で出場時間を分け合うように努力している。時にはそれが不可能だとわかっていても、全員を満足させることが目的であり、目標だ。今は1月のことについて考える時期ではない。まだ11月の終わりだし、12月には多くの試合が控えている。そのときにわかるだろう」
また、マレスカ監督は「数日前にクリストファー話をしたが、彼は私に幸せではないとは言わなかった。もちろん、多くの選手と同じようにもっと多くのプレータイムを欲しいと思っているだろう」と選手本人と話したことを明かしている。