ペナルティポイント制度
タイミーでは、いったんマッチングが成立した仕事をワーカーがキャンセルすることができるが、キャンセルするとペナルティポイントが付与され、8ポイントに達すると14日間、サービス利用が停止される。仕事開始の48時間以上前のキャンセルであればペナルティポイントはつかないが、それ以降は仕事開始までの時間によってポイントがつき、24~12時間前だと4ポイント、4時間前だと7ポイントがつく(遅刻も2ポイント付与)。ペナルティポイントを減らすことは可能であり、仕事終了後のレビューをするごとに1ポイント減る。また、キャンセルの理由が下記に該当する場合はカスタマーセンターに相談をすれば、いったん付与されたポイントを変更してくれる場合がある。
・天災・自然災害(地震、落雷、火災、風水害)
・交通事故(提出書類:交通事故証明書)
・感染症の罹患(医師の診断書)
・2親等以内のご不幸(会葬礼状、死亡診断書のコピー、葬儀会社の施行証明書のいずれか)・公共交通機関の遅延遅(遅延証明書)
上記をみる限りは、感染症の罹患以外の病気や体調不良の場合はポイント変更の対象外となる可能性もあるようだ。
「アルバイトの場合、ワーカーが『なんとなく気が乗らない』『かったるい』という理由でドタキャンするケースというのは一定数存在し、特にスマホで簡単にマッチングするようなサービスだとキャンセル率が高くなる可能性があるので、このようなペナルティの仕組みは必要となってきます。感染症以外の病気はポイント変更の対象外という点で、理由のいかんにかかわらずいったんは問答無用でポイントが付与される点は厳しいと受け取られるかもしれませんが、2日前まではペナルティが発生しない点や、相談窓口に連絡すれば検討してくれる仕組みが整備されている点などを踏まえれば、割とワーカーには優しいと感じます」(転職サービス企業社員)