『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』、『ドラゴンクエスト』のキャラクターデザインで知られる漫画家の鳥山明さんが1日、急性硬膜下血腫のため死去していたことがわかりました。68歳でした。
きょう9日付東京版1面ドラゴンボールやDr.スランプで知られる漫画家の #鳥山明 さんが1日、急性硬膜下血腫のため死去しました。68歳でした。謹んでお悔やみを申し上げます。 pic.twitter.com/FUeDwzuYNn
— スポニチ東京販売 (@sponichi_hanbai) March 8, 2024
日本のカルチャーをけん引し続けた巨匠の早すぎる死を悼む声が多く聞こえています。
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各作品の公式サイトなどからお知らせが出されました。
ファン、関係者の皆さまへのお知らせJleA2lcI8l pic.twitter.com/f99XQFfLdF
— ドラゴンボールオフィシャル (@DB_official_jp) March 8, 2024
日本の漫画界に与えた影響は計り知れません。
鳥山明が現れたときの衝撃というのは、物心ついた時にはすでに鳥山明がいた世代の方には想像しづらいかもしれないが『Dr.スランプ』の連載がはじまる前週の少年ジャンプ表紙を見れば、当時のジャンプキッズが受けた衝撃をわかっていただけるのではないだろうか。 pic.twitter.com/9r3lPq9JZR
— コンバットREC (@combat_rec) March 8, 2024
『ドラゴンクエスト』のキャラクターデザインも手掛けました。『ドラクエ』はひじょうにおもしろい作品ですが、鳥山先生が手掛けていなければここまでの大ヒットに恵まれていなかったと思われます。
鳥山明の描くドラクエのモンスターがなぜ魅力的なのか、マシリトが語ってた「目です。鳥山先生の描くモンスターはプレイヤーと必ず目が合うように描かれている」って言葉がすごく印象的 30年以上前の1作目からずっとそうなんだから凄いよ pic.twitter.com/EmEmgz6gvz
— 19-885 (@19_885) March 8, 2024
同業の漫画家の先生たちからも偉業をたたえる声が聞こえてきます。
「Dr.スランプ」の新連載が載った少年ジャンプを読んだ時、ああ、この人は漫画を違う次元まで引き上げてくれるだろうなぁ、と思いました。その後それどころではない偉業を成し遂げた、鳥山明さん。一度お会いしてゆっくりお話をお聞きしたかった。とても残念です。心からご冥福をお祈りします。
— 浦沢直樹_Naoki Urasawa公式情報 (@urasawa_naoki) March 8, 2024