先日こんな番組があった。
この番組内で、ひろゆき氏はこう言っていた。
延命治療は保険適応外で、やりたければ自費で
個人的には、この意見には半分賛成・半分反対である。
反対の理由は、本当に治療を希望している経済的弱者が切り捨てられてしまうことだ。
本来、経済的条件(貧富の差)で医療を受けられるか、受けられないか、が左右されるべきではない。それが国民皆保険の基本姿勢だ。国として、ギリギリまでこの基本姿勢は堅持すべきだと思う。
なぜ「ギリギリまで」と言うのかというと、現時点が全然ギリギリではないからだ。
というのも、番組内でひろゆき氏自身が言われている通り、実は「日本人の9割は本当は延命治療を希望していない」のだ。それなのに、現場では多くの寝たきり・延命治療の患者さんがベッドを埋めている。この状況でもう終末期医療費の削減はギリギリ、と言えるだろうか?
もちろん、そこには
ひろゆき氏ご指摘の民営病院チャリンチャリンの問題 保険適応の問題 ご家族の希望・意識の問題など課題はいろいろある。