結果につながる努力、つながらない努力

ビジネスにおいては結果の出る努力、出ない努力に分けられる。結果につながらない場所、内容で頑張ってもせっかくの努力が報われにくい。

労働市場における、もっとも実を結びやすい戦略とはすなわち「キャリアプランニング」だと思うのだ。どこで働くか?何を武器にするか?この2つをミスると後続の努力が実を結ばなくなる。逆に言えば、これさえ正しければ、真の実力以上にリターンを狙うことができる。

筆者が働いていたある外資系企業では、派遣社員の中に本当に仕事ができず、おしゃべりばかりして仕事のやる気もほとんど感じられなかった人がいたが、地方の正社員より遥かに給与は高かった。結果に繋がったのは「場所」が良かったと自分は見ている。

今後、企業の国際競争が激化していく。うまく変化に対応して波乗りする場所で働く人と、ジリ貧になる場所で働く人とでは結果に大きな差が出る。また、頑張って仕事で得たスキルや経験の値段も内容で大きく違う。がむしゃらに頑張るだけでは報われない。何よりも戦略が重要なのだ。

 

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