ブラジル1部ECヴィトーリアから2部CRBへ期限付き移籍中のブラジル人MFジョアン・ペドロが、Jリーグ移籍に向かっているという。
現在25歳の同選手は、身長185cmで右利きの守備的ミッドフィルダー。トンベンセFCなどブラジル国内複数クラブを渡り歩き、2024年1月にCRBへ加入。2024シーズンは、ブラジル2部リーグ27試合のスタメン出場で3アシストをマーク。9月以降はサイドアタッカーやインサイドハーフなど攻撃的なポジションでコンスタントに起用された。
期限付き移籍先のCRBで主力選手として活躍したペドロだが、ブラジルメディア『Futebol Bahiano』は11月27日に「CRBはペドロとの契約更新に興味を示していたが、今季をもって退団する見込み。彼は日本国内クラブと交渉する」とリポート。これによると、ペドロとECヴィトーリアの契約期間は2025年12月までであるほか、ECヴィトーリアは2021年に同選手を獲得した際、移籍金25万レアル(約6300万円)で保有権の60%を取得したという。
なおペドロのエージェント会社は、DFルーカス・オリヴェイラ(京都サンガ)、MFブルーノ・ジョゼ(ジュビロ磐田)、FWカピシャーバ(セレッソ大阪)なども顧客に持つ。同選手の獲得に動いているJリーグクラブは明らかになっていないものの、エージェント会社がブラジル人選手の日本移籍に手掛けた実績を持っていることは確かだ。