iPadのタッチペンはApple純正品だと安くても1万円、高いものだと2万円以上します。そこで筆者は、Amazonで代替品を探してみたところApple PencilにそっくりなiPad用タッチペンが、たった2,599円で売られているのを発見しました。Apple純正品の約1/8と激安ですが、果たしてAmazonの激安タッチペンは問題なく使えるのでしょうか?
Amazonの激安iPad用タッチペンってどんなもの?
iPadを買うとタッチペンも欲しくなりますが、Apple純正品だと安いものでも1万円、高いものは2万円以上もします。しかし、AmazonでiPad用タッチペンを探せば、Apple純正品と遜色ない代替品を購入することもできるのです(2024年10月22日時点)。
ノンブランド製品でここまで安いと、ちょっと不安になってしまう人も多いと思いますが、ここまで安いならチャレンジする価値があると思い、今回は実際に筆者が購入して、Apple純正品とはどのように違うのか確認してみることにしました。
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そもそも、今回購入したAmazonのタッチは、iPad(第6世代~第10世代)、iPad Air(第3世代~第5世代)、iPad Pro 11(第1世代~第4世代)、iPad Pro 12(第3世代~第6世代)、iPad mini(第5世代/第6世代)に対応しています。
現物を見た感じはApple純正のApple Pencil(第2世代)と同じようなサイズ感で、握った感じも悪くありません。
■Amazon「【ワイヤレス充電/Type-C 20分急速充電】アップルペンシル HATOKU 第2世代」
【対応機種】iPad(第6世代~第10世代)、iPad Air(第3世代~第5世代)、iPad Pro 11(第1世代~第4世代)、iPad Pro 12(第3世代~第6世代)、iPad mini(第5世代/第6世代)
【サイズ】16.6×9×8cmm
【重量】約13g
【充電方式】USB Type-C/磁気ワイヤレス充電
【動作時間】10時間以上
【充電時間】USB-C充電:20分/磁気ワイヤレス充電:70分
【価格】2,599円
【機能】傾き感知&パームリジェクション対応
【カラー】白/黒/紫/ピンク
※筆圧感知機能は非対応
※Pad 10/9/8/7とiPad mini 5では磁気ワイヤレス充電不可
Apple純正品とAmazonの激安タッチペンは何がどう違うのか?
それでは、Amazonのタッチペンと「Apple Pencil(第2世代)」がどのように違うのかスペックを確認しておきましょう。まず、Apple Pencil(第2世代)はiPad本体に磁気でくっつけるだけでBluetoothでペアリングが自動設定され、それと同時にワイヤレス充電も開始される優れモノです。
これに対し、Amazonの激安タッチペンも磁気でiPadにくっつきますし、iPadでのワイヤレス充電にも対応しています。ただし、ワイヤレス充電は時間がかかるので、急ぐときはUSB-Cケーブルを使用するとたった20分ほどでフル充電されます。
ちなみに、Amazonのタッチペンを1回フル充電すると10時間以上動作するのは、かなり実用的だと思いました。
また、AmazonのタッチペンはiPadで使うときBluetoothでのペアリングする必要はなく、純正品のApple Pencilのように、タッチペンの先をタップして電源オンにすれば、すぐに使える手軽さもあります。
ちなみに、今回の実験してみたところ、iPadで両方のタッチペンを同時に使うことはできませんでした。Apple Pencilをペアリングしている場合にAmazonのタッチペンを使うときは、BluetoothをオフにしてiPadから少し離す必要があります。逆にAmazonのタッチペンを使っているときに、Apple PencilをiPadに磁気でくっつけると、自動的にペアリングされて使えるようになりました。