英俳優のローワン・アトキンソン氏、カーデザイナーのイアン・カラム氏らも出席したアワードで、’30年代のブガッティがCOTY受賞

かつてベルギー国王が所有し、保存されていた1930年代の「ブガッティ・タイプ59」が、2024年11月22日(金)に「ペニンシュラ・ロンドン」で開催された、保険ブローカー「ロックトン保険」主催の権威ある「インターナショナル・ヒストリック・モータリング・アワード (IHMA)」でカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

カー・オブ・ザ・イヤーは、ロンドンで最も新しいラグジュアリーホテルで、英国、米国、ヨーロッパ、アジアから集まった400人以上の聴衆を前に発表された16の重要な賞のひとつに過ぎない。

ゲストには、俳優のローワン・アトキンソン氏、世界陸上スピード記録保持者のアンディ・グリーン氏、カーデザイナーのイアン・カラム氏とピーター・スティーブンス氏、ラジオ・テレビ司会者のリチャード・ハモンド氏が。

さらに「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」会長のサンドラ・バトン氏、モータースポーツ企業「プロドライブ」の創設者デイヴィッド・リチャーズ会長、ソーシャルメディア界の人気者スーパーカー・ブロンディことアレックス・ヒルスキー氏らも名を連ねた。

マイルズ・コリアー氏、ブルース・マイヤー氏、フリッツ・ブルクハルト氏をはじめとする世界有数の自動車コレクターや、ピーターセン自動車博物館、レヴズ・インスティテュート、グッドウッド、シルバーストーン、オードレイン・モータースポーツ、ブルックランズ博物館、メルセデス・ベンツ、ジャガー・ランドローバーなどのチームが出席した。

数か月にわたるノミネート、最終選考、34人の専門家からなる国際審査委員会による集中審査を経て、ローワン・アトキンソン氏がクラシックカーの素晴らしさを讃えるスピーチを行ったあと、放送作家でレースドライバーのアマンダ・ストレットン氏によって受賞者が発表された。

カー・オブ・ザ・イヤー賞は、数千票もの一般投票によって選ばれるというユニークな賞である。今年で14年目を迎え、2011年にアワードを立ち上げたジェフ・ラブとデイヴィッド・リリーホワイトのオーナーに戻った2024 IHMAは、コレクターカー界のエリートたちを祝福した。

その栄誉は、ロックトン保険、ホートンズ・ブックス、クラシック・アンド・スポーツ・ファイナンス、ピーターセン自動車博物館、ナイティンバー、ヨハン・プーナワラ・コレクション、SBXカーズ、オクタンとマグニート誌の協力のもと、与えられている。

マーケティングエージェンシー「Hothouse Media」の共同設立者でマネージング・ディレクターのジェフ・ラブ氏は「IHMAがコレクターカー業界において唯一の真に国際的なアワードイベントであることを改めて証明することができました」と話した。

元国王陛下のブガッティ! 「インターナショナル・ヒストリック・モータリング・アワード」で「カー・オブ・ザ・イヤー」受賞
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

【関連記事】
【比較試乗】「フォルクスワーゲン TロックTDI Style Design Package vs TDI Sport vs TDI R-Line」アナタならどのT-ROCを選ぶ?
「キャデラック XT4」ジャーマンスリーをロックオン! プレミアムコンパクトSUVの大本命!【試乗記】
【インタビュー】このプロジェクトを通して日本のモータースポーツをもっと元気にしたい!「ARTAプロジェクトプロデューサー・鈴木 亜久里」
【国内試乗】「ホンダ N-ONE」見た目は変わらずも中身は大幅に進化
【国内試乗】「レクサス・ニューLS」徹底的な作りこみを施した常にイノベーションを追求するフラッグシップ