<TOP画像:スーパーマーケットで買うことのできる種類豊富なクラフトビール>
ワインの産地として有名なニュージーランドですが、実はクラフトビールの種類も豊富。ニュージーランド全土にあるクラフトビールの会社が個性豊かなビールを醸造。そして、そのクラフトビールは、スーパーマーケットでも数多く品揃えされています。
今回は、そんなスーパーマーケットで買うことができるクラフトビールについて、各ブランドの特徴と共に紹介していきます。
目次
クラフトビールの基本情報
クラフトビールとは、大手のビールメーカーと比べて小規模で生産量が少ないビールを指します。少量生産だからこそ、製造できる個性豊かなフレーバーも特徴の1つです。
ニュージーランドには約200もの醸造所があり、それぞれがオリジナルのコンセプトを持ったブルワリーです。味はもちろん、パッケージにもこだわったクラフトビールはお土産にもぴったり。
各ブルワリーがIPAやピルスナーなど、数種類のビールを販売しており、飲み比べを楽しむこともできます。
クラフトビールの定番!Boundary Road Brewery
まず紹介するのが、Boundary Road Breweryのビールです。オークランドに醸造所をもつブルワリーで、どこのスーパーでも必ず品揃えされているといっても過言ではないほど、定番のクラフトビールです。
ジューシーなヘイジーペールエールや飲みやすいラガー、IPAなど数種類品揃えされています。6本入りや12本入りも売られており、価格も手頃なので、手に取りやすいビールです。
<今回紹介する中でも味、値段共に筆者イチオシのBRB>
遊び心満載なGARAGE PROJECT
次に紹介するのが、ガレージプロジェクトというクラフトビールメーカーです。こちらは、味、パッケージ共に遊び心満載。動物や車など沢山の絵が描かれたド派手なパッケージもあれば、真っ白な背景に「BEER」とだけ書かれたシンプルなパッケージもあります。
また、個性的なフレーバーのビールも多く醸造しています。ピクルスの酸味を感じるビールや、赤味噌を組み合わせたビール、ストロベリーとマシュマロを使用したビールなど、他のクラフトビールメーカーでは出会うことのできない組み合わせを味わうことができます。
<目を引く統一感のないド派手なガレージプロジェクトのビール缶>
ニュージーランドクラフトビールのパイオニア、Mac's
Mac'sは1981年に設立された、クラフトビールメーカーです。現在は多くのクラフトビールメーカーが存在するニュージーランドですが、当時はクラフトビール自体あまり一般的ではありませんでした。
そんな時代からクラフトビールを作り始め、今ではニュージーランドを代表するメーカーになった、クラフトビール界のパイオニアとも呼ばれる存在です。
Mac'sのホームページには、それぞれのビールに合う食事の組み合わせなど、ビールをより美味しく飲むための情報が掲載されています。購入前に一度チェックしてみるのもおすすめです。こちらも、ほとんどのスーパーで販売されている定番商品です。
<黒い影のようなパッケージが特徴のMac's>
サステナブルなSAWMILLのビール
SAWMILLはニュージーランドのマタカナという地域に醸造所を持つ、クラフトビールメーカーです。持続可能なビールの製造を目指した醸造所は、製造過程でさまざまな工夫がされています。
例えば、醸造所に太陽パネルを設置し、太陽エネルギーで年間の電力需要の17%をまかなっています。また、水をリサイクルするシステムを醸造所に設置することで、年間150万Lもの水を節約しています。
パッケージには、抽象的なデザインが柔らかい色合いで描かれています。他のクラフトビールと比べると派手さはないですが、優しい色使いからも環境への配慮という企業の目標が反映されています。
<抽象的なデザインが特徴のSAWMILLの缶>
<優しい色合いとおしゃれなデザインの6缶パックも販売>
パッケージのキャラクターが目印のBEHEMOTH BREWIG COMPANY
BEHEMOTH BREWIG COMPANYは2013年に設立された個性的なキャラクターが目印のクラフトビールメーカーです。設立から11年間で700種類を超えるビールを醸造しており、商品開発にも力を入れているビールメーカーです。
コストが高くなっても美味しいビールを作ることを信条としており、質の高いBEHEMOTHのビールは、ニュージーランドでも大人気です。パッケージに毎回登場するキャラクターはチャーリーという名前で、それぞれのビールのテーマに合わせた衣装を着て登場します。
<BEHEMOTHのキャラクター、チャーリーが描かれた缶>
まとめ
いかがでしょうか。今回紹介したメーカー以外にもたくさんのクラフトビールが販売されているニュージーランド。スーパーで買えるのはもちろん、実店舗を営業しているので、時間があれば立ち寄ってみても良いかもしれません。
ワインに負けない魅力を持ったクラフトビール、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
文・写真・みあ/提供元・たびこふれ
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