11月28日発表予定のFIFAランキングでも15位をキープし、FIFAワールドカップ北中米大会開催国のアメリカ代表・メキシコ代表等を上回る見込みであるサッカー日本代表「森保ジャパン」。2025年7月にはEAFF E-1サッカー選手権(E-1選手権)を控えているが、同大会で北朝鮮代表と対戦する可能性が無くなったという。
男子のE-1選手権は、2024年12月7日から17日にかけて予選大会が香港で開催。2025年7月に韓国で開催予定の決勝大会には、日本、韓国、中国を含む4か国が参加する。
このE-1選手権予選大会の参加国について、香港のサッカー情報を専門に扱う『HKキッカーズ』が11月26日に伝えたところによると、北朝鮮代表がE-1選手権予選大会の参加を辞退。理由は明らかになっていないが、予選大会のグループAはマカオとグアムのみになったという。
なおグループBには香港、台湾、モンゴルが同居。各グループ総当たり方式で順位付けを行い、グループA,B首位同士の一発勝負で、決勝大会への進出チームが決まる。
北中米W杯アジア2次予選でも、日本戦の平壌開催を拒否し、国際サッカー連盟(FIFA)から処分を受けた北朝鮮。憲法改正で韓国を「敵対国」と定義するなど、南北関係の悪化が報じられているだけに、E-1選手権の韓国開催を嫌った可能性が考えられる。U22日本代表が2023年開催の第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)男子サッカー競技の北朝鮮戦でラフプレーの被害を受けていただけに、日本にとって北朝鮮の大会棄権は朗報とも言えるだろう。