まだ見ぬどこか遠く離れた惑星に、先進的なエイリアン文明が栄えているのだろうか。あるスピリチュアル系の専門家によれば、エイリアンは我々のイメージに反してきわめて身近に存在しているという。近くの街なかにもいれば、我々自身の身体の中にもエイリアンが宿っているというのだ。
■惑星上輪廻転生とは?
オカルト哲学では、人間は7つのステージの異なる惑星に住んでおり、魂が最終目的地に到達するまで絶えず進化し、神との再会と全体性の獲得を目指すべく修練を積んでいるという。
ヒンドゥー教では、惑星もまた生物とみなされ、存在し得る特定の時間を持っている。すべての生き物と同じく、惑星たちもある段階で死滅する。つまりこの地球にも寿命がありいつかは死に絶えるのだ。
では惑星が滅びると、その惑星に住んでいる人々はどうなるのか。次の目的地は2つに分かれるという。
その日が来るまで十分に進化を遂げていた場合、彼らは一段階レベルの高い惑星に転生し、そこで進化のプロセスを続行するために、今まで身につけていない他の能力を発達させるべく修練を続ける。レベルの異なる各惑星は、そこに来た人々が意識の特定の側面を発達させるように「プログラムされている」ということだ。つまり惑星ごとに“トレーニングプログラム”が用意されているのだ。
しかし、一方で十分に進化できず、経験不足のまま最期の日を迎えてしまった人々はどうなるのか。その場合は時空を超えて同じ惑星に戻り、留年生が落第、原級にとどまるように、再び同じ“トレーニングプログラム”を履修することになる。魂のこの状態を惑星上輪廻転生(planetary transmigration)という。
もちろん輪廻転生していることは本人にはわからないが、修養が足りなければ何度も同じ惑星で生まれ変わって魂の進化に努めなくてはならないのだ。そしてこの地球上で輪廻転生した者の中には“エイリアン”の要素を持つ者もいるという。いったいどういうことなのか。
■超古代の地球を訪れたエイリアンは“神” 世界各地の古代文明や古代宗教の伝承では、いわゆる“古代宇宙飛行士説”が織り込まれている。古代宇宙飛行士説は超古代に先進文明に属するエイリアンが地球に飛来し、人間を創造し、人類に文明を授けたという説である。
シュメール文明の伝承や、ヒンドゥー教の聖典、古代エジプトや、マヤ文明の神話などで、古代に原始人と共存していた先進的な技術を持ったエイリアンの存在が示唆されているのだ。
スピリチュアル系の理論によれば、昔、地球外の種族が人間の経験を積むために地球にやってきたと説明している。彼らは地球人よりもはるかに技術的に高度でありながらも、何らかの理由で地球上に技術的に“輪廻転生”したのである。
そして多くの伝説や神話で、宇宙船に乗ったエイリアンが地球に到着し、遺伝子工学でサルに自分たちのDNAを混ぜて人間を創造したことが示されているのだ。つまり彼らは“神”であったのだ。