政治
2024/11/29
出生者数がヤバい状態に:国家の維持が困難になる水準
一方で不安を煽るばかりが私のブログでもありません。我々が普段目にするのは合計特殊出生率であり、その分母は既婚、未婚女性の両方の合算です。フランスではないので日本で未婚の女性が子供を産む数は少ないですから分母と分子(子供の数)がある意味、Apple to Apple ではないのです。つまり狭義の意味では比較できないのです。その為日本ではむしろ完結出生児数という分母が既婚者に限定された統計の方がより正しい認識が出来るのです。その数値は1952年が3.50、2002年が2.23,2021年が1.90です。下がってきているとはいえ、結婚すればお2人ぐらいは授かるケースが高いと言えます。
よって少子化対策としては婚姻を進め、子作りをしてもらうことが最もシンプルなスタイルになります。ではなぜ合計特殊出生率はここまで下がるのか、といえば結婚しない選択肢もありますが、男女の価値観の相違があるように感じます。かつて結婚時の男女年齢差は2-3歳と言われましたが、現在では個人的には10-15歳ぐらい必要な気がします。つまり男が40歳ぐらいになってようやく若い女性からみれば「この男の先が見える」ということ。ヤンチャなガキでは女性に相手にされないということではないかと思います。男よ、奮起せよ!と申し上げます。
後記 このところビジネスの交渉事が立て続けに発生しており、今週だけで3件交渉の末、ひっくり返したりして自分に有利な形で取り込みに成功しました。私のやり方は論理性をもって押し込むのでこちらの方には「Japaneseがこんなにアグレッシブとは?」と思われているかもしれません。社長業はモノを決断すること、交渉の矢面に立つこと、そして先手必勝で攻める時は速攻勝負です。その際に足元を見られないようにするではなく、こちらが相手の足元を見るぐらいの強気と押し込む姿勢がないと北米のビジネスシーンでは勝てないのです。
関連タグ
今、読まれている記事
もっと見る
関連記事(提供・アゴラ 言論プラットフォーム)